2026年9月19日(土)〜10月4日(日)に開催された第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)。アジア大会で初採用となった新競技のひとつが、パデルです。競技は9月28日(月)〜10月3日(土)に名古屋市東スポーツセンターで入場無料で行われ、10月3日の女子ダブルス決勝で塚本早紀/徳本佳恵ペアがインドネシアのペアに2-0で勝ち、日本が初代金メダルを獲得しました。男子の2ペアは10月1日の準々決勝でいずれもイランのペアに敗れました。

この記事では、アジア大会パデルの結果・会期・実施種目・日本代表選手・観戦の見どころを、はじめての方にもわかりやすくまとめました。パデル自体のルールをもっと知りたい方は【2026年最新】パデルとは?ルール・テニスとの違い・始め方もあわせてどうぞ。

この記事のポイント

  • パデルはアジア大会2026の初採用競技。2026年9月28日(月)〜10月3日(土)の6日間行われ、10月3日の女子ダブルス決勝で塚本早紀/徳本佳恵ペアが金メダルを獲得しました。
  • 日本代表8名がJOC承認で決定(2026年7月24日/男子ダブルス4名・女子ダブルス4名)。
  • 観覧は無料でした——公式チケッティングガイドに「チケット販売なし」「※入場無料」「※無料で観戦可能です。先着順でご案内しますが、会場へ入場できる人数には限りがございます。」と明記されていました(パデルの欄に事前予約の記載はありませんでした)。
  • 会場は名古屋市東スポーツセンター(名古屋市東区)。テックボールと同じ会場で行われました。パデル自体は名古屋・大須の「パデル名古屋」などで体験できます。

日本代表の結果は?(最終結果)

この競技の日本のメダル(10月5日 11:07時点)

  • 🥇 金|女子ダブルス
    TSUKAMOTO Saki/TOKUMOTO Kae(2)

出典:大会公式 結果システム(10月5日 11:07時点・閉幕後の最終結果)。日本全体のメダル数はアジア大会 メダル数速報へ。

アジア大会2026パデル|開催概要

国際パデル連盟(FIP)とアジアオリンピック評議会(OCA)の協力のもと、パデルが第20回アジア競技大会の正式メダル種目として実施されました。FIPが大会の準備・運営を全面サポートする体制が、組織委員会との間で覚書として正式に発表されています。

大会名第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
会期2026年9月19日(土)〜10月4日(日)
パデル実施種目男子ダブルス・女子ダブルスの2種目(混合ダブルスは実施なし)
競技会場名古屋市東スポーツセンター(名古屋市東区/2026年8月7日にOCA正式承認・大会公式発表)
観戦料無料(公式チケッティングガイドに「チケット販売なし」「※入場無料」「※無料で観戦可能です。先着順でご案内しますが、会場へ入場できる人数には限りがございます。」と明記。パデルの欄に事前予約の記載はなし)
競技日程2026年9月28日(月)〜10月3日(土)の6日間(2026年8月19日公表の公式セッションスケジュール)。決勝は10月3日
運営協力国際パデル連盟(FIP)
公式サイト第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)公式

※競技日程は2026年9月28日(月)〜10月3日(土)(2026年8月19日公表の公式セッションスケジュール)。会場は名古屋市東スポーツセンターで、2026年8月7日に大会組織委員会がOCAの正式承認を発表しています。大会公式サイトの競技ページにもパデルが掲載され、公式のセッションスケジュール(別紙3)に日程・時刻とも掲載されていました。観覧料は公式チケッティングガイドで「入場無料」とされていました。

会場はどこ?名古屋市東スポーツセンター(ナゴヤドーム前矢田駅すぐ)

結論から言うと、パデルの会場は名古屋市東スポーツセンター(名古屋市東区大幸南)です。地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅の1番出口から徒歩すぐで、名古屋駅や栄からも乗り換え1回で行ける立地。同じ会場では、パデルと同じくアジア・オリンピック評議会(OCA)の要請で追加されたテックボールも行われました。

大会時の観覧は無料・先着順で、入場できる人数には限りがありました(公式チケッティングガイド)。会場自体は2026年8月7日に大会組織委員会がOCAの正式承認を発表しており、大会公式サイトの競技ページにも掲載されています。

会場名名古屋市東スポーツセンター
所在地〒461-0047 名古屋市東区大幸南一丁目1番10号
電話052-723-0411(施設代表)
アクセス地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅 1番出口から徒歩すぐ/ゆとりーとライン「ナゴヤドーム前矢田」下車 徒歩すぐ/市バス「大幸(カルポート東)」下車 徒歩すぐ
座席数981席(うち車いす席5席)※中日新聞2026年8月17日
観戦料無料(公式チケッティングガイドに「チケット販売なし」「※入場無料」「先着順でご案内」と明記/パデルの欄に事前予約の記載なし)
パデルの競技日程2026年9月28日(月)〜10月3日(土)(決勝は10月3日 女子16:00・男子18:00/大会公式 結果システム 10月1日時点)
出典:名古屋市東スポーツセンター公式サイト(所在地・電話・アクセス)/中日新聞2026年8月17日(座席数・観覧無料)/大会組織委員会 別紙3セッションスケジュール(競技日程)

会場は野球のバンテリンドーム ナゴヤと同じ「ナゴヤドーム前矢田」駅が最寄りで、駅から迷う心配はほとんどありません。

注目ポイント①|パデルはアジア大会“初採用”の新顔競技

パデルは、フリースタイルBMX・サーフィン・テックボールなどと並ぶ、第20回アジア競技大会でアジア大会初採用となった新顔競技のひとつ。アジア大会の長い歴史の中で初めて正式メダルがかかる舞台として、世界中のパデル界から注目を集めました。

既にヨーロッパ・中南米では国民的スポーツとなっているパデルが、本格的にアジア市場で発展していくきっかけの大会になると見られており、日本のパデル普及にとっても大きな転換点。その舞台で、日本女子が初代金メダルを獲得しました。

注目ポイント②|日本代表8選手が決定!男子・女子ダブルス

結論から言うと、パデルの日本代表は男子4名・女子4名の計8名です。日本オリンピック委員会(JOC)が2026年7月24日にアジア競技大会の日本選手団を認定し、パデルは男子ダブルス・女子ダブルスの2種目で計8選手が選ばれました(混合ダブルスの実施はありません)。

このうち男子・富田一輝/畠山成冴ペア、女子・徳本佳恵/塚本早紀ペアは、2026年5月30日(土)・31日(日)に兵庫県尼崎市「PADEL DOJO」で開かれた「Road to Nagoya PADEL日本代表選考大会」を制したペアです。

男子ダブルス(4名)畠山成冴(はたけやま・なさ)/富田一輝(とみた・かずき)/中村進之介(なかむら・しんのすけ)/安藤輝明(あんどう・てるあき)
女子ダブルス(4名)塚本早紀(つかもと・さき)/徳本佳恵(とくもと・かえ)/小澤琴巳(おざわ・ことみ)/佐藤千文(さとう・ちふみ)
選考大会 優勝ペア男子:富田一輝/畠山成冴 女子:徳本佳恵/塚本早紀(2026年5月30日・31日/兵庫県尼崎市「PADEL DOJO」)
情報源JOC(日本オリンピック委員会)2026年7月24日発表

大会では、女子の塚本早紀/徳本佳恵ペアが2回戦(UAE)・準々決勝(サウジアラビア)・準決勝(インドネシア)・決勝(インドネシア)をすべて2-0で勝ち抜いて金メダル。女子の佐藤千文/小澤琴巳ペアは準々決勝でインドネシアのペアに、男子の富田一輝/畠山成冴ペアと安藤輝明/中村進之介ペアは準々決勝でいずれもイランのペアに0-2で敗れました。

観戦前に知っておきたい!パデルの基本ルール(要点だけ)

パデルを初めて観戦する人のために、必要最低限のルールだけ押さえておきましょう。詳細なルール解説はパデルとは?ルール・テニスとの違い・始め方で詳しく解説しています。

  • 2対2のダブルスで行う。コートは縦20m×横10mと、テニスより小さい。
  • 四方が強化ガラスと金網の壁で囲まれ、サイド・バックの壁を使ったプレーが認められる。これがパデル最大の特徴。
  • サーブはアンダーハンド。ボールを一度バウンドさせ、腰より下から打つ。
  • 得点はテニスと同じ15・30・40方式。4ポイント先取で1ゲーム、6ゲーム先取で1セット。
  • 使用ラケットはガットなし・板状。ボールはテニスより小さくバウンドが控えめ。

注目ポイント③|観戦の見どころ|ここを見れば10倍楽しい

パデルの壁の使い方図解|相手コートへは地面が先(直接壁はアウト)・ワンバウンド後の壁はOK・壁の反射を読むのが上達のコツ
観戦の醍醐味「壁プレー」のルール(NAGOYAJIN編集部作成)

パデルの試合観戦は、知っているとぐっと面白くなるポイントがいくつもあります。テニスとは違う独自の魅力を押さえれば、初観戦でも興奮できます。

壁の跳ね返りを利用したロングラリー

テニスでは抜かれたら終わりの強打も、パデルでは壁に跳ね返ったボールを拾って返球できるのが醍醐味。ラリーが長く続きやすく、相手をコート奥に追い込んでからのウィナーや、壁を予測した華麗なリターンなど、目を奪われる展開が連発します。

ダブルスならではのコンビネーション

「お願い」「任せた」「ロブ」「スマッシュ」など、パートナー同士の声掛けでコート全面をカバーします。日本代表ペアは、選考大会を勝ち抜いた息の合った組み合わせ。2人の動きの連動と意思疎通を見ると、プレーがより深く楽しめます。

壁を使った“バンデハ”や“ビボラ”の打ち方

パデル独特の打ち方として、バンデハ(やや高めのカット気味スマッシュ)やビボラ(鋭く落とすスマッシュ)と呼ばれる技があります。これらは相手を奥に押し込む戦略的な一打で、世界トップ選手のパデルらしさが詰まった技です。

パデルの日程は?9/28〜10/3の6日間・決勝は10/3

大会組織委員会が2026年8月19日に公表した公式セッションスケジュールで、パデルの日程が2026年9月28日(月)〜10月3日(土)の6日間に確定しました。会場は名古屋市東スポーツセンターです。

日付時間内容
9/28(月)11:00〜女子・男子 1回戦
9/29(火)11:00〜女子 1回戦・2回戦/男子 2回戦
9/30(水)10:00〜女子・男子 2回戦
10/1(木)10:00〜女子・男子 準々決勝(最終試合14:00開始)
10/2(金)13:00〜女子・男子 準決勝(女子13:00・14:00、男子15:00・16:00)
10/3(土)11:00〜3位決定戦(女子11:00・男子13:00)/決勝(女子16:00・男子18:00・金メダルイベント)
開始時刻は公式チケッティングガイド(ver3.15)と大会公式 結果システム(2026年10月1日時点)。変更される場合があります

ポイントは初日が9月28日(月)であること。報道やJOCの情報で「9月29日から」と紹介されていた時期がありましたが、公式のセッションスケジュールでは9月28日開始でした。また10月3日は11:00から3位決定戦、決勝は女子16:00・男子18:00で、男女の決勝が同じ日に組まれました。女子決勝では日本の塚本早紀/徳本佳恵ペアがインドネシアのKUSUMAWATI Fadona/SABATINI Fitriani組に2-0で勝ち、金メダルを獲得しました(大会公式 結果システム)。

出典:大会組織委員会「競技スケジュール等の変更について」(2026年8月19日発表)の別紙3 セッションスケジュール。同発表でパデル・テックボールは「競技団体との調整によりスケジュールを決定したもの」と明記されています。

観戦にチケットは必要?|入場無料・先着順(公式確定)

結論から言うと、パデルの観戦にチケットは不要でした。公式チケッティングガイドはパデルについて「チケット販売なし」「※入場無料」「※無料で観戦可能です。先着順でご案内しますが、会場へ入場できる人数には限りがございます。」と明記しています。アジア大会のチケットは通常、競技ごと・日程ごとに有料で販売されましたが、パデルは事情が異なりました。

パデルとテックボールはアジア・オリンピック評議会(OCA)の要請で今年に入って追加された競技で、正式な追加決定が遅かったためチケットの価格設定・販売に向けた作業が間に合いませんでした。この経緯は2026年8月に報道され、その後公式チケッティングガイドで「チケット販売なし」「入場無料」「先着順でご案内」と確定しています。同じ会場で行われたテックボールも同じ扱いで、テックボールは9月17日〜20日の日程を終えました(テックボールのみ9月20日の入場について事前予約の措置がありましたが、ガイドのパデルの欄に事前予約の記載はありません)。

観覧無料・先着順は大会公式チケッティングガイドに明記された情報でした(パデルは10月3日に全日程を終了)。大会関連の記事は以下にまとめています。

パデルは大会後も、名古屋・愛知の施設で体験できます。

観戦して興味が湧いたら|名古屋・愛知でパデル体験

世界レベルのパデルを観たあと、「自分でもやってみたい」と思った方も多いはず。名古屋・愛知にはパデルを体験できるコートが既に複数あります。初心者向けレッスンや手ぶら参加できる体験会も豊富。

よくある質問(FAQ)

パデルはアジア大会で何種目実施されましたか?

男女ダブルスの2種目が実施されました(混合ダブルスはなし)。日本は女子ダブルスで金メダルを獲得しました。

パデルの会場と日程はどこで確認できますか?

会場は名古屋市東スポーツセンター(名古屋市東区大幸南一丁目1番10号)です(2026年8月7日、大会組織委員会がOCAの正式承認を発表)。競技日程は2026年9月28日(月)〜10月3日(土)でした(セッションごとの開始時刻は上の日程表)。

日本代表選手は誰ですか?

男子4名・女子4名の計8名です。JOCが2026年7月24日に日本選手団を認定しました。男子は畠山成冴・富田一輝・中村進之介・安藤輝明、女子は塚本早紀・徳本佳恵・小澤琴巳・佐藤千文。このうち富田/畠山ペアと徳本/塚本ペアは、兵庫県尼崎市で開かれた「Road to Nagoya PADEL日本代表選考大会」(2026年5月30日・31日)を制したペアです。

パデルが初めてでも観戦を楽しめますか?

はい。ラリーが長く続きやすく、得点ルールもテニスとほぼ同じなので、初観戦でも展開が分かりやすい競技です。壁の跳ね返りを使ったプレーやダブルスの連携を意識して見ると、より楽しめます。

チケットは必要でしたか?

パデルは入場無料のため、チケットの購入は不要でした。公式チケッティングガイドに「チケット販売なし」「※入場無料」「※無料で観戦可能です。先着順でご案内しますが、会場へ入場できる人数には限りがございます。」と明記されていました。

まとめ|アジア大会パデルの初代女王は日本の塚本/徳本ペア

第20回アジア競技大会の正式メダル種目として、9月28日にアジア大会の舞台に初めて登場したパデル。その初代金メダルを、10月3日(土)の女子ダブルス決勝で日本の塚本早紀/徳本佳恵ペアが獲得しました。

会場は名古屋市東スポーツセンター(ナゴヤドーム前矢田駅すぐ)で、入場は無料・先着順でした。日本は男女4ペアとも10月1日(木)の準々決勝に進み、女子の塚本/徳本ペアが金メダル。ほかの3ペアは準々決勝で敗れました。

あわせて読みたい

※大会は2026年10月4日に閉幕しました。結果は大会公式 結果システム(2026年10月4日確認)に基づきます。
出典:第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)公式、日本パデル協会(JPA)、国際パデル連盟(FIP)。

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