【イベント】徳川美術館「武芸 サムライ・アスリート」7/25開幕

名古屋市東区の徳川美術館で、2026年7月25日(土)から夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」が始まります。アジア競技大会・アジアパラ競技大会が開催される2026年、「武士×アスリート」という新たな視点から日本の伝統文化=武芸を紹介する企画展です。会期は9月27日(日)まで、前期・後期で展示替えがあります。
この記事のポイント
- 2026年7月25日(土)〜9月27日(日)に徳川美術館・蓬左文庫展示室で開催。観覧料は一般2,000円、大学生・高校生1,200円、中学生以下は無料です。
- 前期(7/25〜8/25)と後期(8/26〜9/27)で展示替えあり。「長篠合戦図屛風」は前期のみ、「調馬図屛風」は後期のみの公開なので、目当ての作品がある人は来館日に注意。
- 弓術・馬術・剣術・鎗術・炮術・鷹狩まで、尾張徳川家に伝わった武芸を一堂に紹介。JR大曽根駅から徒歩10分、無料駐車場17台ありです。
「武芸 サムライ・アスリート」とは?アジア大会イヤーならではの企画
結論から言うと、今回の特別展は「武士×アスリート」という新たな視点で構成されています。アジア競技大会とアジアパラ競技大会が開催される2026年、スポーツで街が沸くこの年に、日本人が何百年も磨いてきた身体の技=武芸を見つめ直す内容です。
会場では弓術・馬術・剣術・鎗術(そうじゅつ)・炮術(ほうじゅつ)・鷹狩と、多彩な武芸が紹介されます。尾張徳川家という御三家筆頭の家に伝えられてきた道具や記録が並ぶため、武家文化の厚みをそのまま体感できるのが強みです。
見どころは?「戦うサムライ」から「鍛えるサムライ」へ
見どころ1:武芸は教養になった
戦がなくなった江戸時代、武芸は実戦の技から礼法や精神修養の手段へと姿を変え、武士の教養として磨かれるようになりました。合戦図が教育の教材として使われ、「軍学」という学問も誕生します。「戦うサムライ」から「鍛えるサムライ」への変化が、展示の軸のひとつです。
見どころ2:家臣の晴れ舞台だった「上覧」
尾張徳川家では、家臣が鍛錬の成果を当主の前で披露する場がありました。優れた技量の持ち主には褒美が与えられ、その名誉は家の誇りとして後世に伝えられたそうです。まさに「サムライの晴れ舞台」。現代のスポーツ大会と重ねて見ると、当時の武士の熱量が想像しやすいはずです。
見どころ3:鷹狩は武士のトレーニングだった
徳川家康も好んだことで知られる鷹狩は、遊びではなく体力や判断力を養う軍事訓練でした。江戸時代には将軍や限られた大名だけに許された格式高い武芸となります。会場では徳川慶勝(尾張家14代)が所用した鷹狩道具27点のうちの一部が並びます。
どんな作品が見られる?前期・後期で変わるので注意
いちばん実用的な注意点はここです。目玉の屛風2点は、前期と後期で入れ替わります。
| 作品 | 時代・所蔵 | 公開時期 |
|---|---|---|
| 長篠合戦図屛風(六曲一隻) | 江戸時代 18〜19世紀/徳川美術館蔵 | 前期 7/25〜8/25 |
| 調馬図屛風(六曲一双のうち左隻) | 江戸時代 17世紀/岡谷家寄贈・徳川美術館蔵 | 後期 8/26〜9/27 |
このほか、徳川義直(尾張家初代)が着用した朱塗啄木糸威具足(春田吉次・加藤彦十郎正勝作/江戸時代 寛永3年=1626年)、大太刀 銘 永則(室町時代 14世紀・徳川美術館蔵)などが出品されます。大太刀に附属する朱塗叩塗大太刀拵(江戸時代 17世紀)は、尾張柳生家初代・柳生利厳が所持したものです。
料金はいくら?チケットと割引
- 一般:2,000円
- 大学生・高校生:1,200円
- 中学生以下:無料
オンラインチケットが発売中です。なお団体料金と高齢者割引の設定はありません。障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は、手帳の提示で200円割引になります。
展覧会情報・アクセス
| 展覧会名 | 夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」 |
| 会場 | 徳川美術館・蓬左文庫展示室 |
| 会期 | 2026年7月25日(土)〜9月27日(日) 前期 7月25日(土)〜8月25日(火)/後期 8月26日(水)〜9月27日(日) |
| 住所 | 〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017 |
| 開館時間 | 10:00〜17:00(最終入館16:30) |
| 休館日 | 月曜日(ただし9月21日〈月・祝〉〜9月23日〈水・祝〉は休まず開館、翌9月24日〈木〉は休館) |
| 観覧料 | 一般2,000円/大学生・高校生1,200円/中学生以下無料 |
| TEL | 052-935-6262(月曜日を除く10:00〜17:00) |
| アクセス | JR中央本線「大曽根」駅 南口より徒歩10分/市バス・名鉄バス 基幹2系統「徳川園新出来」下車 徒歩3分/名古屋観光ルートバス メーグル「徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」下車すぐ |
| 駐車場 | 美術館南側に無料駐車場17台 |
| 公式サイト | 徳川美術館「武芸 サムライ・アスリート」特設ページ |
まとめ:アジア大会の夏に、名古屋で武芸を見る
徳川美術館の夏季特別展「武芸 サムライ・アスリート」は、2026年7月25日(土)から9月27日(日)まで。アジア競技大会で名古屋・愛知がスポーツ一色になるこの夏に、尾張徳川家が伝えてきた「日本のアスリート像」を見に行く——という過ごし方は、この年しかできない贅沢です。
繰り返しになりますが、長篠合戦図屛風は前期のみ、調馬図屛風は後期のみの公開です。行く前に会期をチェックしてから出かけてください。同じ夏の楽しみ方としてはシルバーウィーク2026とアジア大会の過ごし方やアジア大会のテレビ放送・ネット配信まとめも参考にどうぞ。名古屋の歴史スポットをめぐるなら熱田神宮の完全ガイドと合わせて、武家文化を辿る一日にするのもおすすめです。
出典:徳川美術館 プレスリリース(PR TIMES/2026年7月16日)/徳川美術館 公式サイト。画像:徳川美術館提供(PR TIMES)。主催:徳川美術館・名古屋市蓬左文庫・中日新聞社・日本経済新聞社・NHK名古屋放送局












