エビ天入りの小さなおにぎり「天むす」は、名古屋名物として全国に知られる定番グルメ。おみやげにも食べ歩きにも愛される一品ですが、実は「発祥は三重県津市」という歴史を持つ奥深い食べものでもあります。この記事では、名古屋で天むすを買うなら押さえたい名店4選を、価格・営業時間・販売場所つきで地元目線で紹介します。

この記事のポイント

  • 大須の「天むす千寿」(創業昭和55年)は5個包み972円(税込)。北陸産コシヒカリ×伊勢湾産のりのこだわり天むすです。
  • おみやげ需要なら「地雷也」(5個入918円・税込)。高島屋・三越・新幹線ホームなど名古屋駅周辺の販売網が圧倒的です。
  • 天むす発祥は津の「千寿」(公式サイトに「千寿は天むす発祥のお店です」と記載)。その直系ブランドの天むすも近鉄名古屋駅・エスカで購入できます。

天むすの発祥はどこ?名古屋名物になった理由

天むす発祥については、三重県津市の「千寿」が公式サイトで「千寿は天むす発祥のお店です」と明言しています。同店の公式による誕生秘話では、昭和34年、津市で天ぷら定食の店を営んでいた初代・水谷ヨネさんが、忙しい合間に夫のために車エビの天ぷらを切っておむすびに入れたのが始まりとされています。

その後、名古屋でも天むす専門店が次々と生まれ、百貨店や駅売店に広がったことで「名古屋めし」の代表格として全国区に。今では大須の専門店から駅ナカのおみやげまで、名古屋のあちこちで個性豊かな天むすに出会えます。

名古屋の天むす名店4選 比較表

店名エリア価格(税込)特徴
天むす千寿(大須本店)大須5個包み972円創業昭和55年の専門店
めいふつ天むす 地雷也徳川本店ほか販売店多数5個入918円百貨店・駅ナカの定番みやげ
千寿本店謹製 めいふつ天むす近鉄名古屋駅・エスカ店頭にて確認津の発祥店直系ブランド
天むす処けしき.(名古屋本店)那古野店頭にて確認「無限天むす」の新星

① 天むす千寿(大須本店)|創業昭和55年、大須の専門店

大須・上前津エリアで昭和55年から天むす一筋の「天むす千寿」。公式サイトによれば、鮮度のいい小エビを毎日必要な量だけ仕入れ、コーン油100%のサラダ油でカラリと揚げ、揚げ油は一日で使い捨てという徹底ぶり。ご飯は北陸産の特選コシヒカリ、のりは伊勢湾産と素材にもこだわります。

価格は5個包み972円・10個包み1,944円、1個単位の追加(194円)も可能(いずれも税込)。本店のほか大丸松坂屋名古屋店(本館地下1階)でも購入できます。営業は8:30〜18:00、火曜・水曜定休。売り切れ仕舞いもあるため午前中の来店がおすすめです。

店名天むす千寿(大須本店)
住所名古屋市中区大須四丁目10-82
営業時間8:30〜18:00
定休日火曜日・水曜日
電話052-262-0466
アクセス地下鉄「上前津」駅10番出口(大津通)を北へ200m

② めいふつ天むす 地雷也|おみやげ天むすの代名詞

名古屋みやげの定番として圧倒的な知名度を誇るのが「めいふつ天むす 地雷也」。昭和60年にサカエチカ街で開業し、昭和63年から百貨店での販売を開始した沿革を持ちます。天むす5個入は918円(税込)で、公式いわく「5個入り(1人前)でおよそご飯1膳分」。黒米天むすや高菜天むす(各940円・税込)などのバリエーションも楽しめます。

強みは販売網。名古屋ではジェイアール名古屋タカシマヤ、名古屋栄三越、サカエチカ、名鉄百貨店本店、さらに名古屋駅の新幹線改札内売店(準取扱店)や中部国際空港セントレアでも取り扱いがあり、出張・旅行の帰り際でも入手しやすいのが魅力です(準取扱店の詳細は公式へ電話確認を)。

店名めいふつ天むす 地雷也 徳川本店
住所〒461-0025 愛知県名古屋市東区徳川1-739
定休日不定休(徳川本店)
電話052-979-2341(徳川本店)
主な販売場所JR名古屋タカシマヤ/名古屋栄三越/サカエチカ/名鉄百貨店本店/名古屋駅 新幹線改札内売店(準取扱店)/中部国際空港ほか

③ 千寿本店謹製 めいふつ天むす|発祥・津の直系を名古屋駅で

天むす発祥を掲げる津・千寿本店のルーツを受け継ぐのが「千寿本店謹製 めいふつ天むす」(日本ダイニングサービス株式会社運営)。公式サイトには「こだわった素材と、先代が苦労を重ねて生み出した味付け方で、他店に負けない商品」とあり、近鉄名古屋駅改札前の構内店(平成21年オープン)と名古屋駅新幹線地下街エスカ店(平成23年オープン)で購入できます。

なお、大須の「天むす千寿」とは運営が異なる別ブランドなので混同に注意。「発祥の味の系譜を名古屋駅で買える」のがこのブランドの価値です。価格・営業時間は店頭でご確認ください。

店名千寿本店謹製 めいふつ天むす(近鉄名古屋駅構内店/エスカ店)
住所構内店:名古屋市中村区名駅1-2-2 近鉄名古屋駅改札前/エスカ店:中村区太閤通「エスカ地下街」
電話構内店 052-583-1064/エスカ店 052-453-1064
販売場所津千寿本店/近鉄津駅構内店/近鉄名古屋駅構内店/エスカ店/近鉄百貨店四日市店

④ 天むす処けしき.(那古野)|全国大会優勝の「無限天むす」

四間道・円頓寺エリアに近い那古野で注目を集めるのが「天むす処けしき.」。公式サイトいわく「独自処理した大海老と、自家製の海老塩を使用した天むすは、他で食べたことのない唯一無二の味」で、その名も「名古屋名物 無限天むす」。運営のLizkitchenは手羽先ブランド「手羽先むすめ」も手がけており、そちらの手羽先は2023年度の全国大会で優勝した実績(公式サイト記載)を持ちます。

新鮮な海老の天ぷらをふんわりご飯で包み、秘伝のタレを軽くまぶして仕上げるスタイルで、店内飲食・テイクアウト・おみやげに対応。営業は8:00〜17:00・不定休です。老舗とはひと味違う”新世代の天むす”を試したい人におすすめです。

店名天むす処けしき.(名古屋本店)
住所〒450-0001 名古屋市中村区那古野1-46-12
営業時間8:00〜17:00
定休日不定休
電話052-990-4080

どの店を選ぶ?目的別の選び方

  • 専門店の出来たてを味わう → 天むす千寿(大須本店)。午前中の訪問が確実です。
  • 新幹線・帰省みやげに → 地雷也(新幹線ホーム・百貨店で購入可)か、近鉄名古屋駅・エスカの千寿本店謹製。
  • 発祥の系譜を体験 → 千寿本店謹製 めいふつ天むす。
  • 新しい天むす体験 → けしき.の「無限天むす」。

よくある質問(FAQ)

天むすの発祥は名古屋じゃないの?

三重県津市の「千寿」が公式サイトで「千寿は天むす発祥のお店です」としています(昭和34年、初代・水谷ヨネさんが考案という誕生秘話も公式に記載)。名古屋で専門店や百貨店販売が広がったことで「名古屋名物」として定着しました。

天むすの値段はいくらぐらい?

5個入(1人前)で900円台後半が目安です。大須の天むす千寿は5個包み972円、地雷也は5個入918円(いずれも税込)です。

名古屋駅で天むすを買うならどこ?

地雷也ならJR名古屋タカシマヤや新幹線改札内の売店(準取扱店)、千寿本店謹製なら近鉄名古屋駅改札前とエスカ地下街で購入できます。乗り換え時間でも買いやすい立地です。

名古屋めしをもっと楽しむ

天むす以外の名古屋めしは名古屋めしの名店15選で総まとめ。名古屋駅周辺で食事するなら名古屋駅ランチおすすめ12選もあわせてどうぞ。

まとめ

名古屋の天むすは、大須の専門店「天むす千寿」、おみやげ網の「地雷也」、発祥直系の「千寿本店謹製」、新世代の「けしき.」と、それぞれ違う魅力を持っています。津で生まれ名古屋で花開いた小さなエビ天おにぎりを、シーンに合わせて選んでみてください。

出典:天むす千寿(大須)公式サイト地雷也公式サイト千寿本店謹製 めいふつ天むす公式サイト天むす処けしき.公式サイト(Lizkitchen)/津・千寿公式サイト(発祥の記述)。価格・営業時間は2026年7月時点の各公式掲載値。変更の場合があるため訪問前に公式情報をご確認ください。

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