名古屋の紅葉ハイキングを日帰りで楽しむなら、初心者でも登れる低山が正解です。市内最高峰の東谷山(198.3m)や春日井・弥勒山は駐車場無料で電車+バス圏内、犬山・寂光院のもみじ約1,000本は11月中旬〜12月上旬が見頃。標高・紅葉の見頃・駐車場の料金・アクセスを5山まとめて紹介します。

この記事のポイント

  • 名古屋市内で登るなら東谷山(守山区・198.3m)。東谷山フルーツパークの無料駐車場(約840台)を使え、初心者でも気軽に山頂の尾張戸神社まで行けます。
  • 紅葉の見頃はおおむね11月中旬〜12月上旬。犬山・寂光院のもみじまつりは2026年11月7日(土)〜12月6日(日)、新城・鳳来寺山のもみじまつりは2026年11月9日(月)〜12月6日(日)です。
  • 駐車場は東谷山・弥勒山・猿投山が通常無料。鳳来寺山パークウェイの駐車場のみ有料(普通車 通常期550円)で、石段1,425段を登らず本堂近くまで行けます。

名古屋近郊の紅葉ハイキング低山5選【早見表】

まずは5つの山を比較できる早見表です。標高が低く整備された山ほど初心者・家族向け。駐車場の料金や電車アクセスの可否もあわせてチェックしてください。

山(エリア)標高駐車場電車+バス
東谷山(名古屋市守山区)198.3m無料 約840台(イベント時有料)◎ 高蔵寺駅ほか
弥勒山(春日井市)437m無料 約200台◎ 高蔵寺駅→バス
継鹿尾山・寂光院(犬山市)約273m約50台(料金は要問合せ)◎ 犬山遊園駅
猿投山(豊田市)629m無料(登山者用複数)○ 豊田市駅→バス
鳳来寺山(新城市)695m有料 550円〜(90台)○ 本長篠駅→バス

① 東谷山|名古屋市最高峰198mを気軽に(守山区)

まず紹介したいのが、名古屋市内で一番高い山「東谷山(とうごくさん)」。標高は198.3mと低く、東谷山フルーツパーク側からも尾張戸神社の表参道からも登れるため、ハイキング入門に最適です。山頂には延喜式にも載る古社・尾張戸神社が鎮座し、周辺には国史跡「志段味古墳群」も点在。歴史散策と組み合わせて歩けるのが魅力です。ふもとの東谷山フルーツパークは入園無料で、紅葉シーズンの散策拠点になります。

標高198.3m(名古屋市最高峰)
エリア名古屋市守山区上志段味
見どころ尾張戸神社(山頂)・志段味古墳群・東谷山フルーツパーク
電車アクセスJR中央本線・愛知環状鉄道「高蔵寺」駅南口から徒歩約25分/ゆとりーとライン「東谷橋」から徒歩約15分
車・駐車場守山スマートICから約10分。東谷山フルーツパーク駐車場は通常無料(約840台)※イベント期間は有料(秋のフルーツフェア 普通車500円)
フルーツパーク9:00〜16:30/月曜休(祝日の場合翌日)/入園無料(熱帯果樹温室は大人300円)

※紅葉の見頃時期は公式に明記がないため、周辺の落葉樹の色づきは現地の状況をご確認ください。

② 弥勒山|春日井三山の展望低山(春日井市)

「弥勒山(みろくさん)」は、道樹山・大谷山と並ぶ春日井三山の一つ。春日井市公式によると「ふもとから約1時間で登れる」手軽さで、山頂には展望台があり、名古屋駅前の高層ビル群など濃尾平野を一望できます。登山口はふもとの春日井市都市緑化植物園(グリーンピア春日井)で、入園無料・駐車場も無料。植物観察と組み合わせられるので、初心者や親子連れにぴったりです。

標高437m(春日井三山の最高峰)
エリア春日井市細野町(グリーンピア春日井が登山口)
コースの目安春日井市公式「ふもとから約1時間で登れる」(往復は約2時間が目安)
見どころ山頂の展望台から濃尾平野・名古屋駅の高層ビル群を一望
電車アクセスJR中央本線「高蔵寺」駅→名鉄バス4番のりば「植物園」行き終点下車
車・駐車場無料(普通車約200台)※利用者専用
植物園4〜10月9:00〜18:00/11〜3月9:00〜17:00/月曜休/入園無料(TEL 0568-92-8711)

③ 継鹿尾山・寂光院|犬山の「もみじ寺」から山頂へ

紅葉を主役にするなら、犬山市の寂光院(じゃくこういん)がイチオシ。「尾張のもみじでら」と呼ばれ、公式によるともみじ約1,000本が色づき、見頃は11月中旬〜12月上旬。拝観は無料で、足の不自由な方向けにスロープカー「もみじ号」も運行しています。境内の裏手からは継鹿尾山(つがおさん・約273m)の山頂へ登山道が続き、あずまやから犬山城や木曽川を望めます(山頂までは登山情報で約30分とされます)。2026年のもみじまつりは11月7日(土)〜12月6日(日)の予定です。

標高継鹿尾山 約273m
エリア犬山市継鹿尾(寂光院)
紅葉もみじ約1,000本/見頃 11月中旬〜12月上旬
もみじまつり2026年11月7日(土)〜12月6日(日)予定
拝観拝観無料/8:00〜17:00(スロープカー「もみじ号」あり・料金は寺へ要問合せ)
電車アクセス名鉄犬山線「犬山遊園」駅(東口)からタクシー約5分/徒歩約20分
車・駐車場約50台(料金は要問合せ)※もみじまつり期間は大変混雑

④ 猿投山|初心者・家族向けの本格低山(豊田市)

豊田市と瀬戸市にまたがる猿投山(さなげやま・629m)は、豊田市観光協会が「登山初心者やファミリーも気軽にハイキングを楽しめる人気スポット」と紹介する定番の山。東海自然歩道として遊歩道や駐車場が整備され、山麓の猿投神社が表参道コースの起点です。山頂付近では白山や御嶽山を遠望でき、御舟石などの巨岩や東の宮・西の宮も見どころ。登山者用の駐車場はいずれも無料なので、車派にもうれしい一座です。

標高629m
エリア豊田市猿投町(猿投神社が登山口)
難易度公式に「初心者・ファミリー向け」と記載(東海自然歩道として整備)
見どころ山頂から白山・御嶽山を遠望/御舟石などの巨岩/東の宮・西の宮
電車アクセス名鉄豊田線「豊田市」駅・愛知環状鉄道「新豊田」駅からバス「猿投神社前」下車、登山口まで徒歩約30分
車・駐車場猿投グリーンロード「猿投IC」から北へ(神社まで約3分)。登山者用駐車場は無料(複数箇所)・猿投神社は無料15台

⑤ 鳳来寺山|1425段の石段と紅葉、日本三東照宮(新城市)

本格的な紅葉登山を味わうなら、新城市の鳳来寺山(ほうらいじさん・695m)。山全体が国の名勝・天然記念物で、麓から1,425段の石段が続く参道は歩きごたえ抜群です。参道沿いには樹高60mを超える傘杉や国重要文化財の仁王門、日光・久能山と並ぶ日本三東照宮の鳳来山東照宮が点在。体力に自信がない場合は鳳来寺山パークウェイで中腹の駐車場まで車で上がり、石段の大半を省いて本堂近くまで行けます。2026年のもみじまつりは11月9日(月)〜12月6日(日)の予定です。

標高695m(山全体が国の名勝・天然記念物)
エリア新城市門谷
参道表参道は石段1,425段/体力に応じてパークウェイ利用で短縮も可
もみじまつり2026年11月9日(月)〜12月6日(日)予定(鳳来の火まつり 11月15日〈日〉)
見どころ鳳来山東照宮(日本三東照宮)・傘杉・仁王門・鏡岩/県鳥コノハズクの生息地
電車アクセスJR飯田線「本長篠」駅から豊鉄バス(田口行き)「鳳来寺」下車
車・駐車場新東名「新城IC」から約20分。パークウェイの駐車場は有料(普通車 通常期550円/繁忙期1,100円・約90台/8:00〜16:00)

初心者はどこがおすすめ?山の選び方

結論から言うと、ハイキング初めての人や小さな子ども連れは「東谷山」か「弥勒山」が安心です。どちらも標高が低く、電車+バスで行けて駐車場も無料。歩く時間が短く、山頂に展望や神社があって達成感も得られます。紅葉をメインにしたいなら犬山の寂光院(継鹿尾山)、少し登り応えが欲しいなら猿投山、石段と歴史を味わう本格派は鳳来寺山という選び方がおすすめです。いずれも秋は日没が早いので、午前中スタートで余裕をもって計画しましょう。

よくある質問(FAQ)

名古屋から日帰りで紅葉ハイキングできる低山は?

東谷山(守山区)と弥勒山(春日井市)は、いずれもJR高蔵寺駅を起点に電車+バスでアクセスでき、半日で往復できる手軽さです。名古屋市内で完結させたいなら市内最高峰の東谷山が便利です。

紅葉の見頃はいつ?

おおむね11月中旬〜12月上旬が目安です。犬山・寂光院は公式で見頃を11月中旬〜12月上旬とし、もみじまつりは2026年11月7日(土)〜12月6日(日)。鳳来寺山のもみじまつりは2026年11月9日(月)〜12月6日(日)に開催予定です。

駐車場は無料?車で行ける?

東谷山フルーツパーク、弥勒山(グリーンピア春日井)、猿投山の登山者用駐車場は通常無料です(東谷山はイベント期間のみ有料)。鳳来寺山はパークウェイ中腹の駐車場が有料で、普通車は通常期550円・繁忙期1,100円です。

まとめ|秋は名古屋近郊の低山で紅葉ハイキングを

名古屋近郊には、初心者でも登れて紅葉も楽しめる低山がそろっています。まずは市内最高峰の東谷山や春日井の弥勒山から始め、慣れてきたら猿投山や鳳来寺山にステップアップするのがおすすめ。紅葉狩りとあわせて、名古屋・愛知の秋のおでかけを満喫してください。

【出典】東谷山フルーツパーク公式・名古屋市/春日井市公式・愛知県公式観光サイトAichi Now/寂光院公式・犬山観光ナビ/豊田市観光協会ツーリズムとよた/新城市公式・キラッと奥三河観光ナビ。営業時間・料金・開催日程は変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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