名古屋・東区の横山美術館で、企画展「続・ノーマン・ロックウェル展」2026年6月5日(金)に開幕します。会期は9月27日(日)まで、約4ヶ月間のロングラン。アメリカの国民的イラストレーター、ノーマン・ロックウェル(1894-1978)の世界を、愛知・瀬戸で生まれた立体陶磁器作品「セト・ノベルティ」を通して楽しめる、待望の続編展です。前回好評を博した2020年代の初回展に続く第2弾。立体だからこそ味わえる新しいロックウェルの世界が、この夏の名古屋の必見アートです。

🎨 ノーマン・ロックウェル――アメリカ国民の心を捉えた巨匠

ノーマン・ロックウェルは、1916年から47年間にわたり当時アメリカで最も売れた雑誌『サタデー・イブニング・ポスト』の表紙を手掛けたことで知られるイラストレーター。アメリカの家庭生活、子どもたちの何気ない瞬間、戦時下の家族の絆など、郷愁を誘う温かな作風で、世代を超えて多くの人々の心をつかみました。代表作の《4つの自由》(1943年)はアメリカ的価値観の象徴として、国家規模の戦時国債キャンペーンにも使われた歴史的作品です。

🏺 瀬戸の職人技が生んだ“立体のロックウェル”

そのロックウェルの公式フィギュアが、実は愛知県瀬戸市でつくられていたことをご存じでしょうか。瀬戸で制作された陶磁器製の装飾品や人形は「セト・ノベルティ」と呼ばれ、1970年代以降、ロックウェルのイラストを題材にした作品が複数のメーカーによってつくられ、アメリカへ輸出されました。平面のイラストを立体へ──全方向から見られるよう描かれていない部分を補いながら造形する技術は、瀬戸で長年培われた職人技そのもの。絵付けによって喜怒哀楽を表情豊かに表現された名作の数々を、本展では立体作品として味わえます。

展示作品には、《ロックウェルを訪ねた少年》《歯が抜けた少女》《4つの自由》《Four Seasons:少年と犬》など、ロックウェルの代表作をもとにした名品が並びます。古き良きアメリカのハートウォーミングな世界観と、瀬戸の製陶技術の精緻さの両方を、ひとつの会場で堪能できる稀有な展覧会です。

🏛 横山美術館について

横山美術館は、名古屋・栄の北側、東区葵に位置する陶磁器専門の私立美術館。明治から昭和初期にかけて作られ、海外へ輸出された「輸出陶磁器(オールドノリタケなど)」と、瀬戸で生まれた立体陶磁器「セト・ノベルティ」のコレクションで知られます。今回のロックウェル展は、まさに同館のコレクションテーマである「日本の陶磁器が海外へ届けた物語」の真ん中に位置する企画。地下鉄でアクセスしやすく、名古屋市美術館・愛知県美術館とあわせた美術館めぐりにも最適です。

📋 展覧会情報

展覧会名続・ノーマン・ロックウェル展
会期2026年6月5日(金)〜9月27日(日)
会場横山美術館
住所〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-1-21
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館)/会期中は7月20日・9月21日は開館、7月21日・9月24日は休館/夏季休館 8月13日〜17日
観覧料一般1,000円(団体800円)/高・大学生・シニア65歳以上800円(600円)/中学生600円(400円)/小学生以下無料/障がい者手帳をお持ちの方700円
※( )内は20名以上の団体料金
アクセス地下鉄東山線「新栄町」駅1番出口より徒歩約4分/地下鉄桜通線「高岳」駅3番出口より徒歩約4分
TEL052-931-0006
公式サイトyokoyama-art-museum.or.jp

👉 横山美術館(東区葵1-1-21)をGoogleマップで見る

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まとめ

愛知・瀬戸の知られざる名匠の技と、アメリカの心温まる物語が交差する「続・ノーマン・ロックウェル展」平面の名作イラストが、瀬戸の陶磁器職人の手によって立体になる瞬間を体感できる、まさに地域文化の交差点のような展覧会です。立体だからこそ味わえる新しいロックウェルの世界を、この夏ぜひ横山美術館で体験してみてください。会期は約4ヶ月のロングラン――暑い夏のおでかけ先として、家族・カップル・お一人さま、どんな層にもおすすめできる企画展です。

※料金・会期等は変更となる場合があります。お出かけの際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
出典:横山美術館公式サイト/美術展ナビ「続・ノーマン・ロックウェル展」

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