「御器所」「杁中」「五女子」——あなたはいくつ読めますか?名古屋には、県外の人はまず読めない、そして地元民でも意外と読めない「難読地名」がゴロゴロあります。地下鉄の駅名になっているものから、タクシーで告げると運転手さんに感心されるレア町名まで。この記事では、名古屋の難読地名12問を初級→中級→上級のクイズ形式で出題します。全問正解なら、あなたは正真正銘の名古屋人。家族や同僚と出題し合っても盛り上がりますよ。

この記事のポイント

  • 名古屋の難読地名12問を初級・中級・上級のクイズ形式で出題。読み方と由来もあわせて解説します。
  • 「御器所(ごきそ)」「杁中(いりなか)」など地下鉄駅名クラスから、「五女子」「供米田」など地元民も唸る上級町名まで勢揃い。
  • 全問正解で「真の名古屋人」認定。何問読めたか、ぜひ家族や友人と競ってみてください。

ルールは簡単|何問読める?

これから名古屋市内の実在の地名を12問出題します。声に出して読んでからスクロールしてください。目安はこちら——8問以上:名古屋人を名乗ってOK/10問以上:生粋の名古屋人/12問全問:もはや郷土史家。それではスタート!

【初級編】まずは肩慣らしの3問

第1問:車道(東区)

「しゃどう」ではありません。正解は「くるまみち」。地下鉄桜通線の駅名にもなっているので、名古屋人なら余裕ですね。かつて荷車の行き交う道があったことに由来するといわれています。素直に訓読みすればいいのに、初見ではまず「しゃどう」と読んでしまう罠。

第2問:上小田井(西区)

正解は「かみおたい」。地下鉄鶴舞線と名鉄犬山線の乗換駅として毎日アナウンスされているので、通勤族にはおなじみ。しかし県外の人は高確率で「かみこだい」「かみおだい」と読みます。「小田井」で「おたい」——濁らないのがポイントです。

第3問:栄生(西区)

正解は「さこう」。「えいせい」と読んでしまいそうですが、名鉄名古屋本線の駅名にもなっている「さこう」が正解。トヨタ産業技術記念館の最寄り駅としても知られる、名古屋人でも初見では戸惑う難読地名です。

【中級編】読めたら名古屋通の4問

第4問:御器所(昭和区)

名古屋難読地名の代表格。正解は「ごきそ」です。地下鉄鶴舞線・桜通線の駅名なので地元民は当然読めますが、初見で読める県外人はほぼいません。熱田神宮に納める祭器(御器)を作る場所だったことに由来するといわれる、由緒ある地名です。

第5問:杁中(昭和区)

正解は「いりなか」。そもそも「杁」という漢字自体、パソコンで変換しても簡単には出てこない激レア文字。実はこれ、水門を意味する愛知県でよく使われてきた文字で、「杁」の付く地名は県内各地にあります(杁ヶ池、大杁など)。地下鉄鶴舞線の駅名は、ひらがなで「いりなか」駅です。

第6問:味鋺(北区)

正解は「あじま」。「鋺」の字は他の地名でほぼ見かけません。このあたりは古代豪族ゆかりの味鋺神社が鎮座する、名古屋でも指折りの歴史ある土地。名鉄小牧線に味鋺駅があります。「みかん」ではありません。

第7問:猪子石(名東区)

正解は「いのこし」(住所表記では「いのこいし」とも)。この地には猪の子に似た石の伝承が残り、地域の神社に牡石・牝石が祀られていることでも知られます。バス停名でもおなじみ。

【上級編】読めたら郷土史家レベルの5問

第8問:主税町(東区)

正解は「ちからまち」。「しゅぜいちょう」ではありません。江戸時代の武家屋敷町の面影を残す白壁エリアの一角で、この地に屋敷を構えた尾張藩士「主税(ちから)」の名に由来するといわれています。文化のみち散策で訪れたら、ぜひ読み方も披露してください。

第9問:二女子(中川区)

正解は「ににょし」。「にじょし」でも「ふたおなご」でもありません。次の問題への壮大な前フリでもあります。

第10問:五女子(中川区)

正解は「ごにょうし」(「五女子町」の場合は「ごにょしちょう」)。中川区には「二女子」「五女子」という不思議な町名が現存します。かつて一〜五までの「女子」地名がこの一帯にあったと伝わり、その名残とされています。タクシーで告げれば、運転手さんも一目置くはず。

第11問:供米田(中川区)

正解は「くまいでん」。神社に供える米を作る田んぼ=「供米」の田に由来するといわれる、農村時代の記憶を残す地名です。中川区は難読地名の宝庫で、上級者向けエリアと言えます。

第12問:東起(中川区)

ラストも中川区から。正解は「ひがしおこし」。「起」は新田開発で土地を「起こした」ことに由来するといわれる地名で、愛知県には一宮市の「起(おこし)」など同系の地名があります。ここまで全問正解なら、あなたは間違いなく名古屋マスターです。

【番外編】愛知県に広げるとまだまだある

  • 国府宮(稲沢市)=こうのみや:はだか祭で有名。名鉄の駅名でもあり「こくふみや」ではありません。
  • 味美(春日井市)=あじよし:「あじみ」と読みがち。名鉄小牧線の駅名です。

よくある質問(FAQ)

なぜ名古屋には難読地名が多いのですか?

名古屋は城下町・宿場町・農村が入り混じって発展した街で、江戸期の武家町の名前や、神社・新田開発に由来する古い地名が今も多く残っているためです。「杁」のように愛知でよく使われてきた文字が入る地名もあります。

一番の難読はどれですか?

地元でもよく話題になるのは「御器所(ごきそ)」「杁中(いりなか)」ですが、初見の正解率でいえば中川区の「五女子(ごにょうし)」「供米田(くまいでん)」あたりが最難関クラスです。

読み方はどこで確認できますか?

地下鉄・名鉄の駅名(御器所駅・いりなか駅・味鋺駅など)や、名古屋市・各区の公式サイトの町名一覧で確認できます。

まとめ|何問読めましたか?

名古屋の難読地名12問、あなたは何問読めましたか?8問以上なら立派な名古屋人、12問全問正解なら郷土史家レベルです。地名には、城下町・神社・新田開発と、名古屋の歴史がぎゅっと詰まっています。読めなかった地名は、ぜひ現地を訪れて由来ごと覚えてみてください。友達や家族への出題も、盛り上がること間違いなしです。

あわせて読みたい

※地名の読み方は、名古屋市営地下鉄・名鉄の駅名および名古屋市・各区の町名情報に基づいています。由来には諸説あります。情報は2026年7月時点。

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