【名駅】名鉄百貨店が9/1解散|商品券の払戻しは8/31まで

名古屋駅前のランドマークとして親しまれた名鉄百貨店が、2026年9月1日(火)をもって解散します。名古屋鉄道が2026年7月24日(金)に開示した資料で明らかになったもので、1932年設立の法人が94年の歴史に区切りをつけることになります(本店は1954年の開業から71年でした)。あわせて、手元に残っている名鉄百貨店の商品券の払戻し期限は2026年8月31日(月)。この日を過ぎると払戻しを受けられなくなるため、引き出しに眠っている商品券がある人は早めの手続きが必要です。
この記事のポイント
- 名鉄百貨店は2026年9月1日(火)に解散。本店は2026年2月28日(土)に営業を終了しており、今回は法人としての清算手続きに入る決定です。
- 商品券・お仕立券の払戻し申出期限は2026年8月31日(月)まで。この期間内に申し出がない場合は払戻し手続きから除斥されます(=受け取れなくなります)。
- 払戻しは窓口持参と郵送の2通り。窓口は名駅南の日本生命笹島ビル6階(10時〜18時)、郵送は8月31日の消印まで有効です。
名鉄百貨店の解散はいつ?何が決まった?
結論から言うと、解散日は2026年9月1日(火)です。名古屋鉄道は2026年7月24日(金)の取締役会で決議し、同日付で契約を締結しています。
開示資料には「2026年2月28日に名鉄百貨店本店を営業終了して以降、お客様や取引先様への対応、各種サービスの精算、並びに営業終了に伴う諸手続き等を進めてまいりましたが、2026年9月1日をもって名鉄百貨店を解散することといたしました」と記されています。本店の営業終了からおよそ半年、残務処理を終えたうえでの決着ということになります。
株式会社名鉄百貨店の設立年月日は1932年1月25日。解散日時点で満94年です。なお清算結了の時期については「具体的な日程は現時点で未定であります」とされています。
商品券はどうなる?事業は名古屋鉄道が引き継ぎ
商品券まわりの扱いは、解散と同じ2026年9月1日(火)を効力発生日として整理されます。開示資料には「名鉄百貨店の解散に伴い、同社の『商品券事業』及びMCSの『友の会・クレジットカード決済サービス事業』については、本吸収分割及び本吸収合併により当社が引き継ぎ事業を継続いたします」と明記されており、商品券事業は名古屋鉄道株式会社が承継します。
ただし、これは「商品券がこれからも使える」という意味ではありません。名鉄百貨店発行の商品券(全国百貨店共通商品券を除く)の利用は2026年2月28日(土)で終了済みで、いま残っているのは払戻しの権利だけ。その受付にも期限があります。
財務面では、名古屋鉄道が名鉄百貨店に対する貸付金11,520百万円(見込)を放棄する予定であることも示されています。名鉄百貨店の2026年3月期の純資産は△11,556百万円で、債務超過の状態でした。
商品券の払戻しはいつまで?期限は8月31日(月)
もっとも実用的なポイントがここです。払戻しの申出期間は令和8年(2026年)3月4日(水)〜令和8年8月31日(月)。公式の案内には「この期間内に申出がない場合、当該払戻し手続きから除斥されます」と書かれており、期限を過ぎると受け取れなくなります。
対象は、名鉄百貨店が発行した商品券・お食事ギフト券・商品お取替券・ギフトカード・めいてつクローバーカード・お買上券、スカイパーキング駐車回数券のほか、一宮名鉄百貨店発行分、新岐阜百貨店発行分、メルサ/サルビア/サンリバー/名鉄大口屋/名鉄パレ/名鉄ショッピ各商品券、名鉄パレギフト券・メルサグルメお食事券などのギフト券類も対象です。
一方で全国百貨店共通商品券・百貨店ギフトカードは対象外。こちらは日本百貨店協会加盟の百貨店で引き続き利用できます。手元の券をまず見分けるところから始めるのがおすすめです。
お仕立券は券そのものが払戻しの対象で、生地代は払戻し対象外です。なお、お仕立券は利用終了が令和7年(2025年)11月30日(日)で、申出期間は令和8年(2026年)3月4日(水)〜8月31日(月)。締切日は商品券と同じ8月31日(月)です。
どこで払戻しできる?窓口と郵送の2通り
方法は窓口持参と郵送の2択です。急ぐなら窓口、遠方なら郵送と考えると分かりやすいでしょう。
- 窓口に持参する場合:〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目27番2号 日本生命笹島ビル6階/受付10時〜18時。対象の商品券を持参すると現金で払戻し(振込になる場合あり)。駐車サービスはありません。
- 郵送する場合:「商品券払戻し申請書」と対象の商品券を同封し、同じ住所の「株式会社名鉄百貨店商品券払戻し事務局」宛へ。切手代は同社負担で、指定口座に切手代を加算して振り込まれます。2026年8月31日(月)の消印まで有効。書留の利用が推奨され、1回の申込は券面合計10万円以内にするよう案内されています(超えると書留の補償対象外になるため)。
郵送は「毎月末営業日までの受付(弊社に到着)分は、翌々月末までにお振込みいたします」というスケジュールのため、締切ぎりぎりの投函だと入金は先になります。時間に余裕をもって動くのが安心です。
友の会は9月以降も受付|商品券とは扱いが違う
混同しやすいのが友の会です。名鉄百貨店友の会の返金期間も令和8年3月4日(水)〜令和8年8月31日(月)と案内されていますが、こちらには「※令和8年9月以降も返金を承りますが、詳細は別途ご案内いたします。」という但し書きが付いています。期限で権利が消える商品券とは扱いが異なるので、そこは分けて考えてください。
友の会の窓口持参時に必要なものは、①友の会カード ②認印 ③本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)の3点。返金額が10万円を超える場合は後日振込となります。また、お積立中の方や未利用のカード残高がある方などには、民法に基づく法定利率(3%相当)が元本に加えて返金されます。
問い合わせ先・基本情報
| 解散する会社 | 株式会社名鉄百貨店 |
| 解散日 | 2026年9月1日(火) |
| 本店営業終了日 | 2026年2月28日(土) |
| 設立年月日 | 1932年1月25日 |
| 本社所在地 | 名古屋市中村区名駅一丁目2番1号 |
| 商品券・お仕立券の払戻し期限 | 2026年8月31日(月) |
| 払戻し窓口 | 名古屋市中村区名駅南一丁目27番2号 日本生命笹島ビル6階(10時〜18時) |
| 商品券払戻し事務局 | 052-585-7575(10時〜18時) |
| 名鉄百貨店友の会(めいてつカスタマーサービス) | 052-585-1775(10時〜18時) |
| 閉店後総合窓口 | 052-585-2020(10時〜18時/2026年4月1日以降は平日のみ) |
まとめ|名鉄百貨店の解散前に、商品券のチェックを
名鉄百貨店は2026年9月1日(火)に解散し、1932年設立の法人として94年、1954年開業の本店として71年の歴史に区切りがつきます。2026年2月28日(土)の本店営業終了に続く決定で、名駅で買い物を重ねてきた人にとってはひとつの時代の終わりを実感するニュースでしょう。
ただ、いま最優先で確認したいのは2026年8月31日(月)という商品券の払戻し期限のほうです。財布や引き出しに名鉄百貨店の商品券・ギフトカードが残っていないか、この週末にでも一度チェックしておきましょう。
名古屋駅周辺は再編が続いています。3年半の休業を経て復活する地下街の動きは名古屋駅の地下街「メイチカ」9/4リニューアルの最新情報で、名駅の商業施設の入れ替わりはタカシマヤ ゲートタワーモールの秋リニューアルでまとめています。
出典:名古屋鉄道株式会社「連結子会社(名鉄百貨店)の解散、同社との会社分割(簡易吸収分割)、連結子会社(めいてつカスタマーサービス)の吸収合併(簡易吸収合併)、及び債権放棄に関するお知らせ」(2026年7月24日開示)/株式会社名鉄百貨店 公式サイト「商品券等のお取り扱いについて」「営業終了後のお知らせ」












