寒くなると恋しくなる名古屋の味噌おでん。八丁味噌をベースにした濃厚な赤味噌ダレで煮込む、または味噌ダレをかけて食べる名古屋独特のスタイルは、関東のあっさりしたおでんとは別物です。この記事では、1949年創業の老舗「島正」をはじめ、名古屋市内で現在も営業する味噌おでんの名店4選を、味噌おでんとどて煮の違いの解説つきで紹介します。エリア・営業時間・アクセス・駐車場・予算まで、来店前に知りたい実用情報を一次情報でまとめました。

この記事のポイント

  • 名古屋の味噌おでんは八丁味噌(赤味噌)ダレが主役。関東煮の具に濃い味噌ダレをかける/煮込むのが特徴で、あっさり出汁の関東風とは別物です。
  • 「味噌おでん」と「どて煮」は別料理。味噌おでんは大根・玉子・こんにゃくなどの具を味噌で、どて煮は牛スジ・豚モツを味噌でじっくり煮込む鍋料理です。
  • 老舗なら伏見「島正」(1949年創業・土日祝休)、駅近なら金山「でーもん」・栄「カモシヤ」「串かつラブリー」。全店とも専用駐車場はなく、公共交通が便利です。

味噌おでんとどて煮の違いとは?名古屋おでんの基礎知識

結論から言うと、名古屋の「味噌おでん」と「どて煮(どて焼き)」は別の料理です。名古屋のおでんを探すとき、多くの人が最初に混同するポイントなので、先に整理しておきましょう。

  • 味噌おでん…大根・玉子・こんにゃく・豆腐・ちくわなどのおでん種を、八丁味噌(赤味噌)ベースの甘辛いタレで煮込む、またはタレをかけて食べるスタイル。関東煮(かんとうだき)の名古屋版といえます。
  • どて煮/どて焼き…牛スジ肉や豚モツを、八丁味噌をたっぷり使ったタレで長時間コトコト煮込んだ、味の濃い酒の肴。串に刺して提供する店も多く、こちらは「煮込み料理」です。

共通するのは、どちらも八丁味噌(豆味噌)の濃厚な赤味噌を使う点。名古屋の居酒屋では味噌おでんとどて煮の両方を出す店も多く、同じ鍋で仕込むこともあります。今回紹介する4店はいずれも味噌おでんを看板にしていますが、どて煮や味噌串カツも一緒に楽しめる店が中心です。どて煮そのものをもっと深掘りしたい方は、名古屋のどて煮・どて焼き名店ガイドもあわせてどうぞ。

名古屋の味噌おでん名店4選【エリア・予算比較】

まずは4店の位置づけを一覧で。ディナー予算はいずれも食べログ掲載の店舗情報に基づく目安で、味噌おでんの単品価格は各店で異なるため来店時にご確認ください。

店名エリア(最寄駅)ディナー予算目安タイプ
島正栄・伏見(伏見駅 徒歩3分)¥3,000〜¥3,999味噌おでんの老舗
金山おでん でーもん金山(金山駅 徒歩1分)¥3,000〜¥3,999味噌おでん+串揚げ
おでん&ワイン カモシヤ栄・錦(栄駅 徒歩1分)¥3,000〜¥3,999味噌おでん×ワイン
串かつラブリー東桜(久屋大通駅 徒歩3分)¥3,000〜¥3,999味噌おでん+味噌串カツ

1. 島正(しましょう)|1949年創業、伏見の味噌おでん老舗

名古屋の味噌おでんを語るなら外せない、昭和24年(1949年)創業の老舗。八丁味噌でじっくり煮込んだ味噌おでんが名物で、名物の大根は一人一つと決まっているほどの人気です。1階のカウンターを中心に、常連と観光客が肩を並べる名古屋らしい一軒。土・日・祝が休みなので、平日の夜に狙って訪れるのがおすすめです。

店名島正
住所愛知県名古屋市中区栄2-1-19
アクセス地下鉄鶴舞線・東山線「伏見駅」から徒歩3分
営業時間月〜金 17:00〜22:00
定休日土曜・日曜・祝日
電話052-231-5977
予算目安ディナー ¥3,000〜¥3,999
駐車場なし(周辺のコインパーキング利用)

2. 金山おでん 串揚げ でーもん|金山駅すぐ、とろとろ味噌おでん

金山駅から徒歩1分の大衆酒場。赤味噌仕立てのとろとろに煮込んだ味噌おでんが看板で、味噌串揚げも一緒に楽しめます。深夜まで営業しており(金・土・祝前日は25時まで)、乗り換えの多い金山で軽く一杯にも、じっくり飲みにも使える一軒。曜日によって営業時間が変わるため、来店前に公式で確認しておくと安心です。

店名金山おでん 串揚げ でーもん
住所愛知県名古屋市熱田区金山町1-2-13
アクセスJR・地下鉄・名鉄「金山駅」から徒歩1分
営業時間月〜木 17:00〜24:00/金・土・祝前 17:00〜25:00/日・祝 17:00〜23:00
電話052-682-0888
予算目安ディナー ¥3,000〜¥3,999(飲み放題付きコース 4,000〜5,000円)
駐車場なし(周辺のコインパーキング利用)

3. おでん&ワイン カモシヤ|栄で味噌おでん×ワインのマリアージュ

栄駅から徒歩1分、錦にあるユニークな一軒。名古屋のソウルフード味噌おでんとワインを合わせるというコンセプトで、ナカモの味噌にあさりや牛の出汁を効かせた味噌おでんが看板です。赤ワインと赤味噌の意外な相性を試したい人に。営業日・営業時間が変わることがある不定休なので、直近の公式のお知らせを確認してから訪れましょう。

店名おでん&ワイン カモシヤ
住所愛知県名古屋市中区錦3-16-8 森万ビル1F
アクセス地下鉄「栄駅」から徒歩1分
営業時間16:00〜23:00
定休日不定休
電話052-963-6730
予算目安ディナー ¥3,000〜¥3,999
駐車場なし(周辺のコインパーキング利用)

4. 串かつラブリー|東桜、味噌おでんと味噌串カツの人気店

久屋大通駅から徒歩3分、東桜にある大衆居酒屋。コの字カウンターを囲む昔ながらのスタイルで、味噌おでんと味噌串カツの両方が名物です。行列必至の人気店なので、開店直後の時間帯を狙うのが賢い選択。がっつり味噌を味わいたい日にぴったりの一軒です。

店名串かつラブリー
住所愛知県名古屋市東区東桜1-9-1
アクセス地下鉄「久屋大通駅」から徒歩3分(栄駅からも徒歩圏)
営業時間16:30〜23:00(L.O.22:00)
定休日無休
電話052-963-9023
予算目安ディナー ¥3,000〜¥3,999
駐車場なし(周辺のコインパーキング利用)

名古屋の味噌おでんの選び方は?シーン別のおすすめ

4店はそれぞれ性格が違うので、シーンで選ぶのがおすすめです。老舗の味を味わいたい・観光の締めになら伏見の「島正」。ただし土日祝は休みなので平日に。乗り換えついでや深夜までなら金山の「でーもん」。デートや女子会でちょっと変化球なら味噌おでん×ワインの「カモシヤ」。がっつり味噌を浴びたい・コスパ重視なら「串かつラブリー」。全店とも専用駐車場がないため、地下鉄やJRでのアクセスが基本になります。名古屋めしの居酒屋巡りをするなら、名古屋の居酒屋おすすめガイドも参考になります。

よくある質問(名古屋の味噌おでん)

味噌おでんとどて煮は何が違う?

味噌おでんは大根・玉子・こんにゃくなどのおでん種を八丁味噌ベースのタレで煮込む・かける料理、どて煮は牛スジや豚モツを味噌で長時間煮込んだ煮込み料理です。どちらも八丁味噌(赤味噌)を使う点は共通で、名古屋の居酒屋では両方を出す店も多くあります。

名古屋の味噌おでんは予約したほうがいい?

「串かつラブリー」のように行列ができる人気店もあるため、確実に入りたい週末や大人数の場合は事前に電話で確認・予約するのが安心です。老舗の「島正」はカウンター中心で、開店直後の時間帯が比較的入りやすい傾向です。

名古屋駅(名駅)周辺で味噌おでんは食べられる?

今回紹介した4店は栄・伏見・金山・東桜エリアが中心ですが、いずれも地下鉄で名古屋駅から10分前後とアクセス良好です。名駅から向かう場合は、東山線・鶴舞線で伏見(島正)や栄(カモシヤ・ラブリー)へ、金山(でーもん)はJR・地下鉄で1駅圏内です。

味噌おでんはテイクアウトできる?

店によって対応が異なります。持ち帰りの可否や容器代は各店で変わるため、テイクアウトを希望する場合は事前に各店へ電話で問い合わせるのが確実です。基本的には店内でアツアツを味わうのが名古屋の味噌おでんの醍醐味です。

まとめ|名古屋の味噌おでんで温まろう

名古屋の味噌おでんは、八丁味噌の濃厚な赤味噌が主役の、この土地ならではの名物です。1949年創業の老舗「島正」から、味噌おでん×ワインの「カモシヤ」まで、店ごとに個性が光ります。どて煮との違いを押さえて、シーンに合わせて選んでみてください。あわせて、名古屋のどて煮・どて焼き名店ガイドや、意外と知らない名古屋の食文化をまとめた名古屋の“当たり前”12選、名古屋名物をもう一品なら名古屋の天むす名店ガイドもチェックしてみてください。

※営業時間・定休日・料金・アクセスは記事作成時点の各店公式サイト・食べログ店舗ページの情報です。変更される場合があるため、来店前に各店の最新情報をご確認ください。
出典:各店公式サイト、食べログ各店舗ページ

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