鏡よ鏡!今、目の前に写ってるシミのある顔は一体誰なの!?まさか!私じゃないわよね。。?涙。と現実逃避したくなった事はありませんか!?どんなに鏡を磨いても綺麗にはなりませんよね。。しっかりとケアをしていても一度出来てしまうと中々消えてはくれません。そこで!悩める乙女な皆様に、特別にご紹介させていただきます♪
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美容の天敵!?シミになる原因とは?
そもそもシミとは、紫外線に当たる事から肌を守ろうとして、メラニンが作られてしまいます。
それがシミになるのです。
シミはごく薄い表皮の中で発症します。
表皮は表皮細胞(ケラチノサイト)、色素細胞(メラノサイト)などからなり、厚さわずか0.1〜0.3ミリの中は4つの層に分かれています。
一番下の基底層にあるメラノサイトが、シミのもととなるメラニンをつくり出します。
紫外線を浴びるとメラニンが再生する
表皮が紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られます。
するとメラノサイトはメラニンという色素を生成し、細胞内のメラノソームという小胞に蓄積します。
メラニンが充満したメラノソームは、メラノサイトの先端からケラチノサイトに受け渡され、ここでメラニンが現れます。メラニンはケラチノサイト内に留まり、紫外線から細胞核を守るはたらきをします。
皮膚のターンオーバー
表皮の一番下の基底層にある表皮細胞が分裂して徐々に押し上げられ、最後は細胞核のない角質に変化してアカとなってはがれ落ちていきます。
これがターンオーバーで、およそ28日のサイクルで行われます。
紫外線を浴びてつくられたメラニンも細胞とともにはがれ落ちていくので、通常の一時的な日焼けなら約1ヶ月後には消えるしくみになっています。
大量のメラニンの蓄積がシミへと
長時間または強い紫外線を浴びると、メラノサイトの数が増え、メラニンの生成は活発化します。
一方、加齢、紫外線の浴びすぎ、肌への過度の刺激、ストレスなどによりターンオーバーのサイクルが乱れると、新陳代謝が滞留しメラニンも滞留してしまいます。
たくさん生成されても、なかなか消えていかないメラニン。これが、色素沈着が進んだシミの正体です。
シミの種類と特徴って!?
シミには良性のものと悪性のものがあるのです。
良性のしみは体に害を与えることはありませんが、万が一悪性であった場合、命に関わるケースもあります。
私たちでは良性か悪性かを判断するのはとっても困難です。
そのため、皮膚科を受診することはとても大切ですよ!
それでは、シミにはどんな種類があるのかお伝えしていきますね!
良性のシミ
良性のシミにも種類があります。
皮膚がんなどの悪性のシミと違って、体に害を及ぼすことがないシミです。
それぞれの特徴を見てみましょう。
老人性色素斑:ろうじんせい しきそはん
過剰に紫外線を浴びることが原因のしみです。
いわゆる一般的なしみのことです。
過剰に紫外線を浴びることが原因のしみです。
老人性とついていますが、当然年齢は関係ありません。
雀卵斑:じゃくらんはん
そばかすのことです。
多くは鼻~頬周辺にポツポツと小さな点のようにできます。
そばかすは遺伝的な要素が強く、紫外線によって濃くなっていきます。
しかし、しみとは反対に加齢によって薄くなっていくという特徴があります。
肝斑:かんぱん
ほほ周辺に左右対称にできるのが特徴です。
ホルモンバランスが原因で起こるとされます。
炎症性色素沈着:えんしょうせい しきそちんちゃく
時間はかかりますが、徐々に薄くなっていき、自然に消えていってしまうものです。
傷やニキビ跡などが色素沈着を起こしてしまっている状態です。
脂漏性角化症:しろうせい かくかしょう
老人性色素斑(一般的なしみ)が盛り上がってイボのようになった状態です。
悪性のシミ
皮膚がんには大きく分けると3種類あります。
・メラノーマ(悪性黒色腫)
・基底細胞がん
・有棘細胞がん
悪性のしみとは、いわゆる「皮膚がん」のことです。
がんであるかどうかの見極めには医師の診察と検査が必須です。
これらはみな、初期ではしみやそばかす、ほくろのような見た目です。
早期に正確な診断を受けて専門的な治療を開始することが求められます。
特にメラノーマは非常に悪性度が高く、転移や死亡リスクがあります。
皮膚科でのしみ治療の種類と方法
皮膚科を受診して「良性のシミ」であることがわかった場合は、一般的にはレーザーもしくは薬での治療がメインで行われます。
シミの種類によっても用いられる治療法が異なってきますので、シミの種類ごとに適した治療法を紹介していきますね!
レーザー
レーザー照射を繰り返し、徐々にしみを薄くしていくのが一般的な治療法です。
メラニンをつくるもとの細胞であるメラノサイト自体や、肌の他の細胞を破壊することはありません。
メラニン色素に反応するレーザーをシミに照射することで、メラニン細胞を破壊するのがレーザーによるシミ治療なのです。
効果が高いのは、老人性色素斑(一般的なしみ)や雀卵斑(そばかす)で、肝斑には効果がないとされています。
(使用するレーザー治療期の種類によっては肝斑もOKな場合もあります)
内服薬
トラネキサム酸(トランサミン)
メラニンもとになるのがメラノサイトという色素細胞です。
メラノサイトはプラスミンという物質によってメラニンを作るように促されます。
このプラスミンの働きを抑えてくれるのが、トラネキサム酸なのです。
アスコルビン酸(ビタミンC)
ビタミンCには抗酸化作用があるため、メラニン色素が作られるのを抑えてくれる働きがあります。
そのため、しみの改善や予防に効果的です。
レーザーが体質的に合わない人や、しみが肝斑であった場合、内服薬を用いて治療を行います。
主に使用されるのはこちらの2種類です。
外用薬
トレチノイン
一般的にはハイドロキノンと一緒に使用されることが多いです。
トレチノインはビタミンA誘導体のことで、肌のターンオーバーを促し、ピーリング効果を持っています。
ハイドロキノン
簡単に言うと皮膚用の漂白剤です。内服薬が内側からしみにアプローチするのに対して、ハイドロキノンは外側からしみを改善していきます。
ですが、長期間の使用によって、白斑(はくはん)という色素の抜けた状態になってしまいます。
医師の指導・管理の下で、適切な量と期間のみ使用することが大切です。
しみ・そばかすには塗り薬も有効です。
主に使用されているのはこちらの2種類です。
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シミ治療の費用と期間ってどのくらい!?
治療期間やかかる費用は気になるところですよね!
いったいどれくらいの時間とお金が必要になるのでしょうか?
シミの治療費用
シミ治療には健康保険が適用されません。
ですので、医療機関が自由に費用を設定してOKなのです。
そのため、同じ治療を受けてもクリニックによって費用に差が出てしまいます。
ここでは、各治療の平均的な相場を紹介していきますね!
レーザー治療の費用
1回の照射でレーザーをあてることができる範囲が決まっているため、シミの大きさによっては一度の施術で数回のレーザー照射が必要になる場合があるためです。
シミのレーザー治療はしみの大きさによって費用が変わってきます。
一般的には、
・1回の照射が3,000円~5,000円程度です。
・5回程度の照射でしみがキレイになるといわれています。
レーザーによるしみ治療の費用はおよそ20,000円~50,000円程度と考えておけばよいようです。
内服薬治療の費用
内服薬は最低でも3か月~半年程度は続ける必要があります。
その場合のトータル費用は10,000円~30,000円程度を見込んでおきましょう。
内服薬の場合、1ヶ月分でおよそ3,000円~5,000円程度が相場です。
外用薬治療の費用
外用薬の治療でも一般的には数か月程度の治療期間を必要とします。
しかし、漂白剤であるハイドロキノンだけは要注意です!
非常に効果が強いため、一般的には1ヶ月程度が使用の限度です。
自己判断で使用せず、必ず医師の指示を守ることが大切です。
ハイドロキノンの1ヶ月分の費用の目安としては約3,000円程度が相場です。
もうひとつの外用薬であるトレチノインにも使用期間の定めがあります。
約6週間がその目安。
平均的な費用の相場は3,000円~6,000円程度のようです。
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いかがでしたでしょうか?
しみ治療を開示する前には「このしみは悪性のものではないのか」判断してもらう必要があります。
治療だけでなく、診断のためにも皮膚科の受診は必須ですね!
美しくあるためにも、健康であるためにも、一度ご自分のシミと向き合ってみてはいかがでしょうか!?
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