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名古屋で有名な美人跡取り!今、飲食業界で最も勢いのある森 朝奈さんにインタビューしてきました!

名古屋の和食&海鮮と言えば下の一色。小学生の頃から、「親の跡継をする」という意思があった森朝奈さん。(株)寿商店は、鮮魚の卸売・小売から、食料品の製造・加工・輸出入。「下の一色」という飲食店、現在12店舗と幅広く展開中!トイレ掃除・雑務から常務取締役にまで昇進し、会社拡大に貢献する森朝奈さんの思い・信念とは?

NAGOYAJINがメディアでも話題の美人跡取り(株)寿商店 森朝奈常務取締役にインタビューしてきました!

Q お父様の創業した会社で働こうと意識したのはいつからでしょうか?

「小学校の卒業アルバムにはもうすでに「親の跡継ぎ」と書いていました。(笑)

私の父は当時20才で魚屋を創業しました。なので、私は生まれた時から今までずっと、父が早朝から遅くまで働く背中をみて育ってきましたし、そんな父を仕事の現場でも家庭でも支える母の姿も見てきたので、家業についての意識は幼いころからありました。

名古屋に戻る大きなきっかけは、東京で働いている際に、父が体調を崩してしまったことです。

今まで経験できたすべてのことや今ある環境は、全て、父や母が苦労ありながらも夢を持ち働く姿をみせてくれたおかげなので、「与えてもらった分、今後は自分も与えられる存在になりたい」と強く思っています。」

Q 以前は楽天で三木谷社長の秘書をされていたようですが、何をきっかけに入社されたのでしょうか?

元々、楽天市場に出店している店舗さんのコンサルを行う、ECコンサルタント(ECC)の仕事がしたかったんです。

というのも、現在私が働いている父の会社・株式会社寿商店は魚屋かつ飲食店を経営する傍ら、鮮魚を販売する通販サイトも展開していました。サイト運営を外部委託していましたが、軌道にのらず、父も試行錯誤していました。そこで手助けをしたくて。

就職活動の時から「家業を継ぐ準備になる仕事を」、と考えていたので、何年かECCの仕事をしてECサイト運営のノウハウを勉強できたらいいなと思っていたんです。
結果、社長室という思いもよらない配属でしたが・・・(笑)

その仕事でも、求められることを正確に処理したり、何事も先回りして準備したりと身についたスキルも多かったと思います。また、三木谷社長の聡明さやあのスピード感を身近で感じられたのは、一生の宝です。

Q 大人気店「下の一色」が多くのお客様に支持される理由はご自身でどう思われますか⁇

これについては本当に、1人1人のスタッフの頑張りとしか言いようがありません!

サービスも料理も。ただ、店づくりという点でお話しをすると「原点を忘れない」ということを意識しています。

変に格好つけたり、背伸びをするのではなく、「魚屋だから出来ること」の原点を忘れずに、コンセプトづくりをしています。

そんな等身大のお店だからこそ、皆さんに受け入れていただけているのではと思っています。

Q どんな人と一緒に働きたいですか?

頼まれたことをただこなすだけの人ではなくて、自分で仕事を作って働ける人とともに働きたいです。

自分にない経験をしてきた方の発想は、本当に刺激になりますから。

わたしは、以前までは、自分で何でもやってしまう人だったのですが、ある時に二番手・三番手が育たず自分で自分の首を絞めていることに気付き、今は出来る限り、周りの皆さんに「仕事を任せる」よう努めています。

すると、新しい会社の魅力が生まれたりするんですよね。自分が井の中の蛙だったのに気付いたりします。(笑)

たとえば、各店の店長には「~をやりたいな」「どうしたら~できるかな」というような話し方を心がけています。

各自で試行錯誤チャレンジしてもらいたいですし、私自身も自ら進んで提案するよう意識しています。

Q 毎日忙しいと思いますが、1日のスケジュールを教えてください。

早朝はまず魚屋の業務からスタート。
市場で仕入れた鮮魚などの解体や仕分けを行い、取引先への配送も時に行ったりします!

魚屋の仕事が終わったら、通販事業で購入された商品の梱包業務を行っています。

自分の手で梱包することで、今何が売れていて、どういったお客様に購入していただいているのかということがみえるので、日々の作業から問題点を発見し改善が出来る大事な時間です。

あとは、プレゼントで購入された方のメッセージカードなどをみると、「よし、美味しいものをお届けして喜んでもらわなくては」と、どんなに忙しい時でも初心に戻ることが出来るので、これはやめられない現場仕事の1つです!

同じく、直営店の現場に出て接客をすることもあります。店舗での接客は、喜んでくださるお客さんの顔をみてパワーをもらえるので、一番好きな仕事の1つです。

朝仕入れた魚がどんな料理に変身したのかを見るのもワクワクしますし、自分が採用面接したアルバイト含めスタッフに会えるので、そのコミュニケーションも楽しみです。

店に出勤しない場合は、ネットショップの運営業務やデザイン・広告・人事関係の仕事や、取引先との会議や広報などの社外活動などしています。

Q 今後の展望・目標をお聞かせください

私は、「家業を継ぐのであり、事業を継ぐわけではない」と考えています。

「事業承継」で悩んでいる方とお話しする機会も多いのですが、【先代がやっていること、やりかた、そのままやり続けていかなくてはいけない】というのが嫌だという方がいます。

たしかに、それが「跡を継ぐ」ということであれば、正直面白みはないですよね!なので、わたしは家業と向き合った時、父の想いを引き継ぎつつ、どう自分なりに発展させていけるかを考えました。

1)「地域・社会貢献になる事業を伸ばしたい」

地元の漁協さんを盛り上げたいという思いから「絹姫サーモン」をブランディングしPRに取り組んだり、三河の地魚に焦点をあてて店舗展開をしています。

今後も、地域にとって社会にとって存在意義ある会社となれるよう、問題意識をもち視野も広く持っていたい、と考えています。

2)「日本の食文化の発信をしたい」

大学時代、海外で生活していたことがあります。そのときに、和食が誤解された状態で伝承されている事例も目の当たりにしてきました。私達が会社としても取り組んでいる「捕鯨問題」についてもそう。

近い将来、海外にも「下の一色」を展開して、魚食という日本の食文化を扱う私たちだからこそできる、よりディープな日本食の魅力を発信していきたいと思っています。

3)「食を通じて、海洋資源を守りたい」

海洋資源の不安定さ(生態系の乱れ)を、魚市場での仕入れでも感じています。ブランドで売れるものを売るのではなく、「海洋資源を守る」という念頭で仕入れをしたい。

そして、海の生態系の乱れは、鯨の増加も原因の1つです。なので、鯨の美味しさを再認識してもらい、沢山の人に食べてもらいたい、と考えています。

Q どんな男性がタイプですか? 恋愛したい男性、結婚したい男性像教えてください。

これは昔から変わらず、恥ずかしいですが・・・「父みたいな人」です。

どんな時もピュアな少年の心を持っていて、目立ちたがり屋で、好奇心旺盛で、無邪気!
少年のこころを持ちすぎて、いろんなところで靴下は脱ぎっぱなしだし、酔っぱらうと面倒だし、携帯や財布はすぐなくすし・・・あ、悪口になっちゃった。(笑)

でも、いざ仕事となると、感情や好き嫌いでモノゴトを判断せず、なにより人に対して大きな愛と器をもっている、父はそんな強くて優しいひとです。

私自身、自分が表立つより、父みたいな絶対的存在を支える方が好きなんです。
いつか、父くらいに私を魅了してくれるひとが現れたら、結婚したいなと思うでしょうし、一生彼のファンとして支えていきたいと思います。

今は…父しか見えていないみたいです。(笑)

Q 最後に起業・経営者を目指している女性にアドバイスをお願いします。

「あれが原因だから、出来ない。」、「あの人がこうしてくれないから、自分の芽がでない。」学生時代や、サラリーマン時代は、何かうまくいかないことがあると、そう考えることがありました。

カッコいい自分でいたいから、自分が出来ない事を正当化したかったんだと思います。
本気で問題改善したいなら、然るべき人に然るべき話をすべきだったけど、けっきょく周りの人に愚痴(いいわけ)しかいってなかった<ぶら下がり人間>の自分を、今は恥ずかしく思っています。

前職では、かなり厳しい教育と環境で仕事をさせてもらいました。なので、どこかで「働きやすさ」を求めていたのかもしれません。けれど、ぶら下がる考え方をやめてからは、「働きがい」を大事にしています。

常に様々なリスクと戦う「経営」という仕事は、想像以上にストレスフルです。
でも、自分がまっすぐ信じられる「信念(目標)」をもつことで生まれる「達成感」は、仕事で得られる最大の喜びだなあと最近感じています。

ここでいう「達成感」は決して感極まるようなものではなくて、自分の「信念」に添う、日々感じる、すごく小さなもの。でも、鳥肌がたつような感覚。それを知ってる人と知らない人では、働き方や仕事の楽しみ方に圧倒的に違いがあると身をもって感じています。

そんな、ちょっとした達成感を拾い集めて、それをパワーに、どんどんレベルアップしていくイメージ。これを意識していると、どんな仕事でも点と点が線になっていくから、すっごく楽しいんですよ!

「信念(目標)」があるからこそ、やりがいを感じて日々邁進できます。
どんな仕事をするにしても、大事なのは、自分の人生かけて信じられるまっすぐな信念をもち、自分のビジネスに真剣に取り組めるかどうかだと思っています。

ビジネスが少しでも軌道に乗りはじめると、(私の場合は)「女性だから」「若いから」とか…色んなことを言われたり足を引っ張る人が出てきたりしますが、自分の信念に筋が通った言動をしていれば、周りに何言われても何されても気にならなくなります。

そんなことで揺らぐくらいなら、わたし出直してきなさい!って自分を戒めています。(笑)

ビジネスの面での女性は、男性とはまた違う役割や発想で活躍されている先輩がたが沢山いらっしゃいます。彼女たちのように、心のうちにものすごい熱量を秘めた、強くしなやかな女性でありたいですよね。

素晴らしいお話しありがとうございました!

6/26は「天ぷらめし下の一色 中部国際空港店」がオープン。
夏には、「fish and chips SEATTLE FISH MARKET」がオープン予定。

今後の展開がますます楽しみですね。

森さんに会いに、新鮮な食材を使用した美味しいご飯を堪能しに。
是非一度お店に足を運んでみてはいかがでしょうか♩

(株)寿商店 ホームページ

 

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