M&A

有名企業のM&A事例

楽天 × Fablic

2016年9月、楽天株式会社は株式会社Fablicの発行済み全株式を取得して、完全子会社化しました。楽天は、言わずと知れたインターネット通販の大手企業です。一方のFablicは日本初のフリマアプリ「Fril(フリル)」を提供してきた会社です。楽天もフリマアプリのサービスを提供していましたが、最大手のメルカリに対抗するため、安定した顧客を持つFablicを買収し、シェアの拡大を図りました。

ナルミヤ・インターナショナル × ハートフィール

2019年3月、株式会社ナルミヤ・インターナショナルは株式会社ハートフィールの全株式を取得して、完全子会社化しました。ナルミヤ・インターナショナルは、「mezzo piano(メゾピアノ)」など主に女の子向けの子供服ブランドを展開してきた会社です。「GLAZOS(グラソス)」など、主に男の子向けの子供服ブランドを手がけるハートフィールを傘下に加えることで、男の子向けのブランドを強化し、売り上げと顧客層の拡大を目指しました。

エディオン × フォーレスト

2017年8月、株式会社エディオンはフォーレスト株式会社の全株式を取得して、子会社化しました。 エディオンは全国に店舗を持つ大手家電量販店で、一方のフォーレストは自社サイトの「Forestway」「ココデカウ」を中心に通販事業を展開しています。eコマース事業の強化に取り組むエディオンは、M&Aにより、フォーレストの持つ幅広い商品分野や効率的な倉庫運営のノウハウを手にすることができました。

イオン × ダイエー

2015年1月、イオン株式会社は株式交換により株式会社ダイエーを完全子会社にしました。ダイエーは、かつて売上高で小売業日本一だった有名スーパーですが、事業多角化の失敗や本業の不振などにより経営が悪化し、2013年8月に同じ大手スーパーのイオンの連結子会社となっていました。イオンは業績が低迷するダイエーを完全子会社化することで、グループ全体の店舗網を再編し、さらなる事業の拡大や成長を目指しました。

ローソン × 成城石井

2014年9月、株式会社ローソンは株式会社成城石井の全株式を取得し、翌10月に連結子会社化しました。ローソンは誰もが知る大手コンビニエンスストアですが、一方の成城石井も、関東圏を中心に独自のブランドイメージを築いてきた有名スーパーです。このM&Aは、成城石井のほうから小売各社に売却の意を示したもので、3社による争奪戦の結果、ローソンが落札しました。ローソンは、グループ全体をさらに成長させていくために、自社にはない魅力を持つ同業他社を傘下に加えました。

エイチ・ツー・オー リテイリング × イズミヤ

2014年6月、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社はイズミヤ株式会社と株式交換による経営統合を行いました。エイチ・ツー・オー リテイリングは「阪急」「阪神」の両百貨店を中心に小売事業を展開している大手企業です。一方のイズミヤも、関西を基盤とする中堅スーパーです。両社はそれぞれ、関西市場におけるシェア拡大を目指していましたが、近年のスーパー・百貨店業界を取り巻く環境の変化に対応していくため、新たなグループを構築する道を選びました。

ウエルシアホールディングス × 一本堂

2018年3月、ウエルシアホールディングス株式会社は全株式を取得して、株式会社一本堂を子会社化(吸収合併)しました。ウエルシアホールディングスは、関東を中心に東北から近畿地方において店舗を展開している大手ドラッグストアですが、自身もTOB(株式公開買い付け)によりイオンの子会社となっています。一方の一本堂も、東京都内を中心に42店を運営するドラッグストアでした。ウエルシアホールディングスは主に埼玉県を地盤としており、都内を中心に店舗を展開する一本堂を傘下に加えることで、事業基盤の強化を図りました。

ビックカメラ × コジマ

2012年5月、株式会社ビックカメラは株式会社コジマによる第三者割当増資を引き受ける形で資本業務提携を行い、翌6月に子会社化しました。ビックカメラはもちろん、コジマも全国に店舗を展開する大手家電量販店ですが、当時は業績が低迷していました。ビックカメラは主に大都市の駅前に店舗を展開しており、都市近郊に数多く店舗を持つコジマを支援することで、グループ全体として店舗網の拡大を図りました。

三越伊勢丹ホールディングス × ニッコウトラベル

2019年4月、株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、2017年にTOBにより子会社化していた株式会社ニッコウトラベルを吸収合併しました。三越伊勢丹ホールディングスは言うまでもなく、「三越」や「伊勢丹」といった百貨店をはじめ、数多くの事業を手がける大手企業ですが、国内中心だった旅行部門の強化を図る狙いがあり、シニア層が主な顧客で海外旅行に強く、なおかつ企画力にも定評があるニッコウトラベルを傘下に加えました。

セブン&アイ・ホールディングス × バルス

2013年12月、株式会社セブン&アイ・ホールディングスは株式会社バルスの第三者割当増資を引き受け、同社と資本業務提携を結びました。セブン&アイ・ホールディングスはもちろん、「セブン‐イレブン」や「イトーヨーカ堂」「ロフト」など数多くの事業を展開する小売業界の大手企業ですが、さらなる企業価値の向上を目指して、「Francfranc」ブランドに代表されるインテリア・雑貨専門店であるバルスを傘下に加えました。

ABOUT ME
business-shokei
M&A事業承継株式会社と申します。弊社はサービス業に特化したM&Aマッチングサービスです。会社ごとの売却、1事業だけの売却、1店舗だけの売却、買い手様の様々なニーズにご対応させて頂きます。