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名古屋で創業100年越!進化し続ける老舗精肉店。スギモトグループ代表の杉本社長にインタビュー!!

NAGOYAJIN人気企画! 名古屋で活躍する経営者をインタビュー第4弾★ お肉と言えば「スギモト」で同じみの杉本食肉産業株式会社 代表取締役社長 杉本達哉さんにインタビューしてきました!

創業明治三十三年(西暦1900年)。

118年続く老舗精肉店 「スギモトグループ」は、現在、牛や豚の飼育から加工、卸、小売、外食とお客様の口に入るまでの一貫した流通をグループ内で全網羅。

総合力を発揮する食肉業界で名古屋を代表する会社。

生産・卸だけに限らず、現在直営小売店 約40店。直営レストラン10店舗と名古屋のみならず関東・関西にも進出しブランド力を高め続けている。

食肉を通して

「お客様に感動と幸せを提供する」
「日本一お客様に愛されるブランドを目指す」

という理念やビジョンのもと今も進化し続けるスギモトグループ5代目社長の杉本さんとは一体どんな人物なのか?
話を伺ってみました。

Q1 創業から118年。現在に至るまでお客様に支持され続けているのはなぜでしょうか?ご自身でどうお考えでしょうか。

支持して頂くためにやっている。それが全てです。

支持して頂くために何をすればいいかを常に考える。
当たり前ではだめなんで、やっぱり感動を与えないと。次を買ってもらえないですよね。

変な話。一回買ってもらうのは難しくない、半額にすれば買ってくれるでしょうし、開店とか閉店セールとかすればお客様は来るかもしれない。

しかしスギモトのお肉を食べたくてしょうがないとするためには、当たり前ではだめ。
こんなに美味しいという「感動」ですね。

やっぱりそれをどうやって与えられるか、そればかりを考えています。

NAGOYAJIN
「素晴らしいです。どう感動を与えるかを考え、それを与えることによって
お客様もまたスギモトに来店する・長く支持して頂けるというわけですね。」

お客様を増やす、売上げを増やすというのはそれについて来るものであって、結果論であって。

しかし利益というのは別の問題です。 売上が上がれば利益が上がるというものではないですから。

お客様に感動を与え続けたら利益は出るかといったらそれはまたちがう。売上は感動を与え続けたら売上は上がると思います。

人口が減り続けたらどうなるかわかりませんが、少なくとも同じ条件であれば上がると思います。

他よりもスギモトのお肉が満足感が高いとなればお客様はわざわざ買いに来ていただける。
ただ利益が上げるとなれば全然別の問題で、コストもあるし、仕事の仕方ですね。

例えば歩留まりだったり、無駄があると儲からない。
値段設定の仕方でも、安すぎてもだめ、高すぎてもだめ、そこがまた我々の仕事ですね。

NAGOYAJIN
「売上が上がれば、単純に利益も上がると思っていました,, 感動の提供と無駄なコストの削減の両輪を
うまく回さなければいけないのですね。ん〜なるほどです。」

Q2 東京や海外の進出など、5代目杉本社長から新しい展開が見受けられますが、今までと違った新しい挑戦を心がけているのでしょうか?

心がけていると言いますか、そうさぜるを得ないということで。

将来を見た取り組みです。今だけ考えたら何もしなくても多分10年くらいは
やっていけるかもしれません、20年、30年に先に今のやり方でどうなのかと。

8年前引き継いだ時は、問屋業でなんとかやっている会社でした。
問屋業で売上の80%、小売でちょっと。

しかし今では問屋業自体厳しい、得意先自体が厳しいじゃないですか。

いままでの繋がり、義理とか関係なく、安いとこは安いところに行ったり
するのは目に見えているし、得意先自体が合併合併して、人が変わってしまったりします。

人との繋がりあてにならないものに頼るよりも
自力で売上を作って、ファンを増やすしか生き残るすべはない。

さっきの理念を作った時に、どうやったら一番ファンを増やしてブランド力を
あげられるかというと、店を出す、評判のいい店を出すということしかない。

広告宣伝でテレビCMやっても 一時的にはいいかもしれないけど長くは続かない。
評判がいいお店を誰にもよく目立つ場所でやり、皆の注目をあびて、ブランド力をあげて全国に
ファンを増やしていく、

得意先の力を借りなくても。百貨店などの力を借りなくとも、今のうちにそういうことをやって行かなくてはいけないです。

NAGOYAJIN
なるほどです。やはり得意先に頼る形だけではなく、自社として集客し、強みを出して行かなくてはいけませんね。

はい、ブランド力というか、お肉の専門店スギモトというブランドに対するお客様の信用が最大の財産ですから。

それはやっぱりブランド力として高めていくしかない。それをするためにはお店を出すと。
評判の悪いお店を出すのは逆効果ですけどね。まずは目立つ場所に出さないと、誰もわからない場所に出しても意味ないですからね。

と思っている当時、ちょうど東京スカイツリーが建築中だったのですね、
最初は相手にされなかったんだけど、スカイツリーに出店することができたんですね。注目度は全国からありますし、たくさんのお客様に利用されました、そこからいろんなところからオファーが来るようになりました。

東京ミッドタウンやコレドなど選別して、お店を出すようになり、関西からも話しが来るようになりました。

問屋業に未来はないと思ったので、お客さんがやっぱり値段の価値を認めてくれる人に売っていくしかないと。

NAGOYAJIN
「このあたりから問屋業から外食産業に力の入れ具合をシフトしていったということですね。」

その比率を、直売と外食の比率を50%以上にしたいです。
今、ようやく40%まできてるんですけど。現在50店舗を超えてきてますので、100店舗くらいにはしようと思っています。

問屋業も力を抜いているわけではないですよ。ちょっと方向転換と言いますか、やらないとこれからの少子高齢化は乗り切れないと思います。得意先が厳しくなっている中で、おんぶに抱っこではやってはいけませんからね。

時代が変わっている。ということを皆に認識してもらわなければいけないです。

今はないですけど。
最初はスカイツリーなど東京に進出する時は猛反対されましたね。

結局名古屋発なんでものは全国区から見れば大したものではない。お山の大将でしかない、そこで生き延びても長くは続かない。

京都でもそうですよ。老舗は多いけど、今の若い人はだんだんと変わって来ていますから。

京都の人は肉と行ったらここ、漬物と行ったらここ。
昔からあるわけですけど全国からいろんな人が来て、例えば東京初・北海道初なんてものがあれば若い人は簡単に飛びつきます。

代々漬物はここの漬物を食べるなんてそんな時代ではない。

いつまでも同じことをやっているところに先がないと私は思います
若い人の感性・考え方は変わっていますからね。

NAGOYAJIN
「そうですね〜。便利になる時代の流れで若い人の感性も、食に限らず色々変化しているように思えます。

例えば日本中が熱狂するサッカーのワールドカップ。10代20代前半の若者は、ワールドカップよりも
Tik Tok という動画配信サービスを見ていたり

夏には海に行かず、pairsなど出会うマッチングのアプリを利用していたりするようで、私たちの時とは
遊び方もかなり変わってきています。」

そうですね、インスタとかもそうですし色々ついていけなくなっていますよ。
しかしついて行かなければ仕方ないですから、ネットビジネスのコンサルをつけています。

NAGOYAJIN
「ホームページも新しくなっていましたね!」

HPももっと変えていきますよ。
店の予約も通販も、アプリも作りましたし、色々ネットビジネスに力を入れて進めています。

新しいことをやるにはお金も時間もかかりますけどね。

Q3 118年続く5代目として、今どういう思いでやられているか現在の気持ちを教えてください

自分が社長になった時に一番真っ先に考えたことは自分の代で潰してはいけないと。思うわけですね。

100年続いていますし。どうやって次に繋げていくかと。

野球と一緒で、言えば中継ぎみたいなものです。みんなが中継ぎで次に繋ぐことをやっていくのです老舗というのは。
誰もエースにならなくてもいいんですよ。

自分の代で終わらせないためには次に最高の形でどう繋ぐかが一番大事だと思いますし、渡さないといけない。

しかしそうすると守ろうとするあまり、コストを削減しなくてはいけない、自己資本比率を上げなくてはいけない、得意先を
取られてはいけないなど。

そういうものの考え方に最初はなってしまいがちなんですね。

周りもぬるま湯につかってるし、私たちの会社はやっていける会社だと思っているから、刺激もないし、ぬるま湯につかっているわけですよ。

病気した時に思いましたね。東北の震災があった年で。

東北の震災があって、牛肉の摂取量の問題があったり
O157の問題もあったり、その時に立て続けに色々とありまして。最終的にがんで入院しまして。

そして入院している時に、2ヶ月間ずっと考えました。 今までやって来たことでいいのだろうか?このままやって行っていいのだろうかと考える時間をすごくいただきました。

人間って考える時間って必要だと思います。

2ヶ月なんてなくていいけど、2週間でもいいから、ほんとに、考える時間っていうのは必要だと思いますね。
1週間だと考える前に終わっちゃいますね。やりたいことやって終わっちゃう。

自分がこれで死ぬかもわからんと思ったら、世の中に貢献してこればよかった、自分はもっと世の中にお役に立っとけばよかったとか色々思うわけです。

で、なんとか助かった時に、だったらやっぱりやらなければいけないと。残りの人生で。
それから攻める考え方に180ど変わりましたね。

攻めるためには、せめて行かないと将来ないし、先を考えた時に。どうすればいいかと考えた時に
スカイツリーであったり、そこから様々なご縁が広がって、どんどんやっていくうちに海外もでまして。

ユニーさんが中国にお店出すからやってくれと。無理ですと断ったんですけどね、中国なんて法律なども全然わからないですし。
しかしどうやったらやれるかと中国に何回も足を運びまして。

失敗する覚悟で行ったんですけど、結果的にすごくうまくいきましてね。
で、やっているうちに惣菜をやってくれと言われて。

そこで、ガブリチキンの加藤さんと知り合いまして。たまたま。
そこでがこれをやればうまくいくなと思い加藤さんに了解を得まして
たまたまうまくいきましてね。

今度は中国の四川省の成都やタイのバンコクなどでもはじめまして。

最初に海外に一歩踏み出すことができたから、それで
100%と断っていたら多分そこでもう終わっていました。

全ては一歩踏み出すということで、繋がっていき、いろんなご縁に繋がっていき、知らない間にひろがっていく。

不言実行っていうことあるんですけど、私はやはり有言実行でないといけないと思います。
やる前から言うんですよ。こう言うことをやりたいとかこうしたいとか。

スカイツリーの時もそうですけど。しかしそれってその時、聞けば、何をでかいことばっかり言って
できるかどうかわからないことばかり言って、思われるかもしれないですけど

言わないと誰も共感してくれないですし、そうすると実現しないんです。

上海の時も絶対やりたいと言ったんですよ。会長も反対したし、そんなの無理じゃないですかと言われましたよ周りからは。
できるかどうかもわからないのに議論をしてもしょうがないと。

でも本気でやろうと思ったら、いろんな人に話をしてまして、ある人が東武鉄道に伝えてくれて、直接会えるようにしてれて。
言ってなかったらなかったと思います。

そこでたまたま出会った人が、スギモトのことをよく知っていて。うちを押してくれた。
東京ミッドタウンとか品川とか東京の出店の話も斡旋してくれたり。すこぶってやろうと思った時にとそれを後押しする人が現れてくるんです。
何も言わないと、言ってもしかしてできないかもしれないけど、口ばっかりとおもわれるかもしれないけど、本気でやろうと思っているから言っているわけで。

NAGOYAJIN
「凄く響きました。大事ですね、本気でやろうとしていることを口に出す。人に伝えるということは。」

有言実行というのは僕は絶対だと思います。

惣菜をやりたいんだ、これからやらなければいけないだ。と言い続けていたら
惣菜を作るプロの方が現れたり、紹介してもらえたり、たまたま他の会社でやろうと思っている人が来たり
と、そういうことの積み重ねです。

Q4 海外展開も積極的に見受けられますが、和牛というのは世界からみて反応や評価はどうなのでしょうか?

タイでは、問屋・小売である生鮮市場に対して出資して、ジャルックスさんとやっているんですけど。それはまたものすごい調子いいですよ。最初2週間は、一日10万とか20万で、まあ和牛だけですから。そんなものかなと思っていたんですけど

それから今、3週間目なんですけど、向こうのブローカーから火がついて、毎日80〜100万くらい、1ヶ月3000万ほど売れていまして。
そんなの日本でもなかなかないですよ。商品が欠品しまくって、送るのが間に合わなかったくらいでしたね。

評価という面では、それは評価は高いと思いますがあちらでは、そもそも和牛を食べるという習慣自体ないじゃないですか。

NAGOYAJIN
「そうですよね、、食べる習慣自体がない、、しかし実際一日100万も売れているわけですから、世界(タイ)から見ても、もの凄く和牛の評価は高いということではないのでしょうか??」

だから、、わからないんですよ。

やってみないと。想像だにしなかったことが起きる。

いいと思ってやったことが、裏目に出ることだってありますから。やってみないとわからない。
やる前に二の足を踏んでいるということが一番よくない。

だけど何も考えずに、飛び込むっていうのはもっと無謀。それはよくないんだけど。
考えに考えてやってそれでも何が起きるかわからないわけで。

もちろん成功する確率をどんどん高めて。仕入先・パートナー、よその市場マーケットで何が売れている・売れていないなどの調査など色々な面でどうやったら成功するかなど成功する確率を最大限に高めても、よくて60%くらい40%くらいは損すると思ってやっているわけで。

だけどそれがどっちになるか。ダメだったら撤退することも最初から視野に入れてやっている、これだけ損したらやめようなど最初から区切りをつけてスタートしている。例えば3000万投資するけどそれを使い切ったら、深追いせずにやめようという気持ちでやってます。

Q5 座右の銘があれば教えてください

ちなみにこれ人に言ったことないんですけど
座右の名は一つありまして。

「かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め。」

誰が言った言葉はよくわからないんですけど
これはどこかの寺の石に刻んであったお坊さんの言葉なんです。

これの逆の人が多いですよね。

ちょっとしてあげたことをいつまでも恩に着せたり、ああやってあげたのに返してくれなかったとか。
逆にしてもらったことを簡単に忘れたり。

だけどしてもらったことはどんなに小さなことでも絶対に一生忘れてはダメで。
してあげたことはその場で忘れると。

というのが良い人間関係言葉を作っていくのではないかと思います。

NAGOYAJIN
「確かにしてあげたことは強く思っていたり、してもらったことはその場の感謝だけですぐに忘れてしまう人は多いかもしれ ないですね。

 いやーーー。素晴らしい言葉です。
 自分に刻みます。」

Q6 本は読まれますか?または愛読書はありますでしょうか?インプット先を教えてください。

色々本、読みますよ。ネットで情報とったりもしますし。寝る前や昼ごはん食べている時とかですね。

池井戸潤の本は一通り見ました。空飛ぶタイヤとか、ビジネスに関係した経済小説です。

最近ではあれ面白かったですよ。
ココイチの社長さんに勧められたんですけど

ココイチをモデルの題材として描かれた、楡周平(みね しゅうへい)の「国士」。
非常に現実的で面白いです。

ココイチの創業者が凄い人格者で。国内のフランチャイズ展開で成功したんですね。
そして更なる企業発展を目指してアメリカ展開を目指すのですが、社長高齢・社内に適任者なしの理由で、外部からプロ経営者を招き、社長は完全引退。

新しい社長は、短期的成果にしか目がなく、今までの発展に貢献してきたフランチャイズのオーナー・社員を切り捨てる等、裏切るような戦略を展開する。それを疑問に感じた内部の人などが戦うといった感じの話ですね。

すぐ読めちゃいますし、オススメですよ。

あと楡周平の「プラチナタウン」っていう本あるんですけど、すごく共感してまして。
これからの食糧危機とか、日本の自給率を上げたり、過疎地の問題、高齢化社会の今後の日本の
おそらくモデルになると思いますね、プラチナタウンっていう老人だけの村を救って、村を活性化するというね。

これは僕は本気でやろうと思っていて。

石垣島に家と土地を持っているんですけど。5万坪くらい持っていて。
牛を飼ったり果物を育てたり、農業をやりながらそこに家・村を作って
その家を売ろうと。

そこは農地だから宅地としては売れないんですけど、農業をする人が住む家なら売れますので。
そういう村で。若い人ではなく、高齢者等60で定年退職した人などに。例えば東京に住んでいる人がマンションを売って
引っ越す。東京でマンション売れば4,500万くらいで売れると思うんですけど。

2500万で住めるところを作って、しかもそこで働き作物を作れるようにする、その土台はこちらで全部作ってあげてやってもらう、すると日銭が入る。
余生は沖縄の凄くいいところで、東京の老人ホームで余生を過ごすのではなく、仕事しながら、太陽の元で余生を過ごせるって最高じゃないですか。

石垣島に将来住みたいって人多いですからね。

NAGOYAJIN
「凄く素敵な構想です! 確かに、石垣島という自然の素晴らしい場所で、家と農業の土台やノウハウを一緒に手に入れられるというのは余生を過ごす上で最高な過ごし方ですね。

先日わたし宮古島に行っておりましたが、若者の移住も非常に多く見られましたね。自然や海も最高で、気持ちのいいスローライフを感じることができました。
石垣島や宮古島に将来住みたいという人が多いというのも納得です。」

日本の農業が減っているということもあるし、過疎地が増えて地方が空洞化し、高齢者が働く場所がない。
高齢者はただ年金をもらって暮らすしかないっていう現実もあるじゃないですか。

でも農業ならできる。農業をやったことがない人はできないが、今はスマート農業というものがあり、
農業をシステム化し、そういう仕組みでできるんですよ。牛の飼育なんかでもスマホが教えてくれる、子供が生まれる時期を教えてくれたりね。

でもこれから最終的に生き残るのは1次産業だと思うんですよ。
昔は日本は農業国だった、戦後工業国になった、人口がどんどん増え
工業で作ったものを海外に出し、でも今は海外に勝てないですよ、人件費高いし。

やっぱり人が減ってきて高齢化してきたら、農業国に戻ると思うんです。
戻らないと、そんな歳とった人が商品開発とかサービス業とか無理だと思いますし。でも農業ならできるんで。
地方には自然がいっぱいある、それを活かして。

日本の農作物って世界一だと思うんですよ、牛でもそうだけど。
そういうのを海外に輸出する、そういう事業を1次産業から始めるとかね。

日本の政府は6次産業かっていいて、農家に最終的な販売するところまでを農家がやれるように
支援しようとしてるでしょ。それは僕は間違っていると思います。

農家の方達はそんなやったことないこと、いきなりやっても絶対失敗するでしょうね。

僕らが1次産業に入ってということはできると思います。末端の販売網も持っていますし。

プラチナタウンのような石垣島での構想
それを私は最後のライフワークにしようと思っています。

だからそれを私は本気で考えています。

まあそういうこともまだ形にはなっていないですが
みんなに言っているから多分実現すると思います。

NAGOYAJIN
「はい、実現する気がします(笑)」

Q 7 最後に20代〜40代の方に向けてアドバイスお願いします。

20代。会社に入る場合で言えば、新入社員の人が何か仮に失敗したとしても、会社は潰れることはない。
とにかく何でも失敗を恐れず挑戦する。

今まで築いてきたことは大事にしながら尊重しながら、新しいことに挑戦すると。

人に支持されてやる仕事は本当の仕事じゃない。最初はもちろん必要ですけど
仕事はやっぱり自分で何をするか考える。

自分が何を与えられて、何を求められているかを考え
自分の中で何が最大できるかを考え行動するということをやっていくことじゃないですかね。

20代は10年先のことを考える必要はなくて、明日・今のことを精一杯やればいい。

30代40代となってくると来年のこと再来年のこと、10年後のことを。

社長になれば20年後、30年後を考えて、時代の流れを見ていかなければいけませんね。

大変忙しい中、素晴らしいお話し本当にありがとうございました!

理念に沿ったブレない経営方針。そして素晴らしい人格者であることが
感じられたインタビューでした。

時代を読み、常に新しい挑戦をする118年続く肉の専門店「スギモト」。
今後も日本・世界を舞台にますますの活躍が楽しみです!

「お肉を通して幸せと感動を」

という理念通り、本当に美味しいです。
そんなお肉を堪能しに行ってみてはいかがでしょうか。

現在様々な業態のお店がありますので、”スギモトアプリ”
であれば簡単に探すことができますのでおすすめです。

スギモト食肉産業株式会社のHPはコチラ

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NAGOYAJIN 編集部。1987年生まれの生粋の名古屋人。名古屋の旬でホットな情報を届けていきます!