M&Aという言葉をご存じでしょうか?
経済に関する話題でニュース・雑誌・新聞など幅広く見かける言葉です。
今回はM&Aとはそもそも何なのかをわかりやすく解説していきます。
M&Aの概要
M&Aとは、Mergers&Acquisitions を略したものです。直訳すると「合併と買収」となります。
買い手となる「会社A」売り手となる「会社B」があったとします。
この状態で会社Aが会社Bを買収すればM&A成立となります。
なんでM&Aってするの?
会社経営者は日夜さまざまな課題に追われています。
そんなときM&Aにより解決できる課題が多々あるのです。
M&Aが増えている背景
ひとつの経営戦略としてM&Aを利用する経営者が増えています。
これにはいくつか背景があります。
ITの発達
IT(情報技術)の発達は人類に劇的な恩恵をもたらしましたが、同時に環境変化スピードも劇的に速くなりました。つまりのんびり事業を回していると、いつの間にかライバル社に先を越されてしまうことが増えたのです。
これを避けるには少しでも早く新規事業に参入する必要があります。そこで登場するのがM&Aです。
M&Aは既に事業を回している他社を買収する手法なので、最短距離で別業種に参入することができます。
経営者の高齢化
高齢化が進む日本では年々人材不足が深刻化しています。
従業員はもちろんですが、経営者の高齢化も悩ましい問題です。
これまでは親族内で済ませることが多かった「次世代へのバトンタッチ」ですが、娘・息子がいなかったりそもそも継がせたくない経営者もいます。
M&Aという形で経営権を譲渡することで「次世代へバトンタッチする」という効果があるわけです。
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