【2026年最新】名古屋の高級住宅街・お金持ちが住むエリア5選|地価データつき

「名古屋のお金持ちはどこに住んでいるの?」——地元でよく話題になるこの問い、実は答えがはっきりしています。名古屋の高級住宅街は、城下町時代からの歴史と丘陵の地形、そして学区人気に裏打ちされた「東側エリア」に集中しているのです。
この記事では、白壁・南山・八事・覚王山・星ヶ丘という名古屋を代表する高級住宅街5エリアを、2026年(令和8年)地価公示の実データと各エリアの歴史的背景つきで解説します。
この記事のポイント
- 名古屋の高級住宅街は白壁(東区)・南山/八事(昭和区)・覚王山/星ヶ丘(千種区)の「東側」に集中。
- 2026年地価公示で名古屋市の住宅地は平均+3.1%・5年連続上昇。白壁4丁目の住宅地は84万5,000円/㎡と別格。
- 各エリアの「高級」の根拠は歴史——武家屋敷(白壁)、財界人の別荘地(八事)、日泰寺の門前町(覚王山)。
名古屋の住宅地の地価は今どうなっている?
愛知県が公表した令和8年(2026年)地価公示によると、名古屋市の住宅地は平均変動率+3.1%で5年連続の上昇、全16区で上昇しました。住宅地の平均価格は23万円/㎡と愛知県内で断トツの1位です。区別の住宅地平均では中区(125万3,000円/㎡)が突出し、東区59万4,000円/㎡、昭和区32万9,600円/㎡、千種区30万9,900円/㎡と、本記事で紹介する「東側エリア」の区が上位に並びます(出典:愛知県「令和8年地価公示結果の概要」)。
1. 白壁(東区)|武家屋敷の面影が残る、名古屋の別格エリア
名古屋城の東側に広がる白壁・主税・橦木エリアは、江戸時代には300石級の中級武士が暮らした屋敷町。大正〜昭和初期には陶磁器貿易で栄えた実業家や名古屋を代表する財界人が移り住み、広大な敷地に和風邸宅や洋館を構えました。1985年には約14.3haが「白壁・主税・橦木町並み保存地区」に指定され、「文化のみち」として今も歴史的邸宅が残ります(名古屋市公式サイトより)。
地価もまさに別格。2026年地価公示で白壁4丁目の住宅地は84万5,000円/㎡(前年比+5.62%)と、名古屋の住宅地としてトップクラスの水準です。
2. 南山(昭和区)|昭和区の住宅地最高地点
いりなか駅からほど近い丘陵に広がる南山町は、区画の大きな邸宅が並ぶ静かな住宅街。1932年に南山中学校が設立されて以降、南山学園の教育施設が集まる文教エリアとして発展してきました。2026年地価公示では南山町の住宅地が40万4,000円/㎡(+3.59%)で昭和区の住宅地最高地点です。
3. 八事(昭和区・天白区境)|財界人の別荘地から続く邸宅街
八事は明治期から財界人の別荘地として発展した丘陵エリアで、大正14年に始まった区画整理を機に本格的な住宅地となりました(野村不動産「街から」より)。興正寺の杜の緑と坂の多い地形が織りなす落ち着いた街並みは、今も「名古屋の山の手」の代名詞。中京圏の経営者が好んで住むエリアとして知られています。
4. 覚王山(千種区)|日泰寺の門前町として発展した人気No.1格
覚王山の街の中心は、明治37年(1904年)にタイ国王から贈られたお釈迦様の御真骨を安置するため建立された日泰寺——どの宗派にも属さない日本で唯一の超宗派寺院です(名古屋市観光公式より)。その門前町として発展した歴史をもち、寺周辺の丘陵地は邸宅街に。参道の個性的な店と静かな住宅街が共存する、名古屋で最も「住みたい」の声が上がるエリアのひとつです。
地価は、住宅地の月見坂町1丁目で48万9,000円/㎡(令和7年基準地価)。駅前の覚王山通の地点は86万円/㎡(2026年公示・+10.12%)まで上がっていますが、こちらは商業地です。
5. 星ヶ丘(千種区)|「住みたい街」常連の文教×商業タウン
星ヶ丘は、2003年開業の「星が丘テラス」と星ヶ丘三越を核にした洗練された商業エリアと、大学・高校が集まる文教地区が同居する街。名古屋市民対象の「住みたい街」アンケートで過去に2年連続1位を獲得した実績もあります(LIFULL HOME’S PRESSより)。東山動植物園や平和公園にも近く、子育て世帯の人気が根強いエリアです。駅前の商業地は83万3,000円/㎡(2026年公示・+7.48%)と、千種区でも高い伸びを見せています。
よくある質問
名古屋でお金持ちが多いエリアはどこ?
伝統的には白壁(東区)・八事/南山(昭和区)・覚王山(千種区)が「名古屋の御三家」的な高級住宅街とされます。いずれも歴史的経緯(武家屋敷・別荘地・門前町)を持つ東側の丘陵・台地エリアです。
名古屋の高級住宅街で地価が一番高いのは?
2026年地価公示の住宅地では白壁4丁目の84万5,000円/㎡が本記事5エリア中トップです。なお愛知県全体の住宅地1位は中区栄2丁目の205万円/㎡ですが、こちらはマンション立地の都心型住宅地です(愛知県公表資料より)。
これから地価は上がる?
名古屋市の住宅地は2026年公示で5年連続上昇(+3.1%)となり、本記事の5エリアも軒並みプラスでした。将来の予測は不確実ですが、東側人気エリアの上昇傾向が続いていることはデータで確認できます。
まとめ|名古屋の「東側」には理由がある
白壁の武家屋敷、八事の別荘文化、覚王山の門前町——名古屋の高級住宅街の「高級」には、それぞれ100年を超える歴史の裏付けがあります。街歩きするだけでも楽しいエリアばかりなので、地価データを片手に「名古屋の山の手」を散歩してみてはいかがでしょうか。
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出典:愛知県「令和8年地価公示結果の概要」/名古屋市(白壁・主税・橦木町並み保存地区)/名古屋市観光公式(日泰寺)/土地代データ(令和8年地価公示・地点値)ほか。地点別地価は2026年7月2日時点の公表データです。












