M&A

【知らないと大損?】M&Aのデメリットをわかりやすく解説

M&Aではお互いにwin-winの関係を築くことが理想です。
しかし、成立時は上手く行っても後から問題が発生することがあります。

今回はM&Aにおける売り手・買い手に共通するデメリットをわかりやすく解説します。

M&Aのデメリット

●企業文化が違うと逆効果

お互いの目的や企業理念が近い会社であれば良いのですが、価値観が違った場合は大変です。
社員同士で仲違いが起きたり、お金の使いどころをや労力の投下先の意見がまとまらなかったり…
文化的な軋轢を生むリスクが高くなると企業としての生産性は落ちてしまいます。せっかくのM&Aが互いに損をする結果になってしまうわけです。

シナジー効果とは程遠い結果になるのは悲しいですね。。。

●買収価格の適正な査定が難しい

その会社をいくらで買うか(いくらで売るか)は非常に難しいテーマです。
企業価値はもちろんのこと、売り手と買い手の市場を見る目やリテラシーなどの総合値で複雑に決まるものだからです。相場から大きく乖離した金額で取引した場合、どちらかが巨額な損失を抱えることになります。

M&Aを進めるにあたっては、当たり・外れを見極める力が非常に重要になってくるわけです。

デメリット回避のために重要な事

これらのデメリットをある程度回避する方法があるのでご紹介します。

●デューデリジェンス
M&Aでの「デューデリジェンス」はいわば調査のことです。
弁護士や税理士・FAなどの専門家を雇って事前に下調べすることで、これらのデメリットはある程度予防することができます。

●トップ同士の面談
経営陣トップがお互いに話し合いをして、M&Aの詳細を決めていきます。yu
様々な契約が交わされますが「あのとき言っておけばよかった!」「そんな話は聞いていないぞ」という結果にならないよう慎重に慎重を重ねましょう。

たとえば売り手の経営理念や文化を踏襲してくれるかどうかは買い手次第なので、ここですり合わせておかないと後々揉める原因になります。

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