お茶屋が薦めるお茶かき氷の美味しい味わいかた「Shizuku」

昭和4(1929)年創業のお茶の専門店「お茶の芳茗園(ほうめいえん)」の隣にある「Shizuku」は2016年6月にオープン。日本茶とともに楽しめる甘味と、お茶に特化したかき氷メニューが注目を集め、あっという間にかき氷ファンの集まる店として知られるようになりました!素敵なお店ですのでぜひ、ご紹介させていただきます♪

「お茶の芳茗園(ほうめいえん)」の隣にある「Shizuku」

かき氷ファンの集まる店として知られるようになったこちら「Shizuku」。

かき氷に注目したきっかけは、家業である日本茶の風味や味を損なうことなく、最高の状態で食べられる甘味を提供したいと考えていたからだといいます。

加熱することなくシロップを作り、できたての状態で冷たい氷とともに味わってもらうかき氷は、お茶を使ったスイーツとしては最もシンプルで、最も効果的なものです!

卸問屋だから、上質なお茶を贅沢に使用できる上、更に抹茶に関して言えば隣の本店の店内で挽いた挽きたての抹茶を使用したかき氷を提供してくれる、お茶好きにはたまらない環境なのです!

スタイリッシュなコンクリートの壁に囲まれた広い店内には、10人以上がゆったりと座れるヒノキのテーブルが一つ。
全ての客は向かい合いように一つのテーブルを囲む、ゆったりとした大きなテーブルなので圧迫感や違和感がありません。
ただ、一つのテーブルを共有することで、客同士の間に程よい緊張感が漂っているように感じです。

客席から店の奥を見ると、テーブルの端には鉄瓶にお湯が沸き、いつでもお抹茶が点てられるように準備されています。
またその奥にはガラスの向こうに氷削機が置かれていました。
注文が入るとガラスの向こうではシロップが準備され、適温にもどされた氷が機械に設置されています。

やがて氷を挽いて形を整え、シロップをかける…そんな作業が静かに進められるのが見えて、まるでステージのようです♪
日本茶を点ててもらう時に、その手元をじっと見つめているような感覚!
氷を削り、仕上げてゆく一つ一つの動きがとても美しく感じられます。

 

まずはお店の一推しである、上級宇治抹茶の「京みどり」をたっぷり使用した「濃茶氷」をいただくことにしました。

▲「濃茶氷」1,200円と、トッピングの「とうふ白玉」150円(ともに税別)

「とうふ白玉」という柔らかそうな言葉に惹かれてしまいます♪

目の前に運ばれてきた「濃茶氷」は、本当に美しい深い緑色をしていました。
羽にかかったシロップがつやつやと光り、口に含むと上質の抹茶に感じるお出汁のような深い旨みを感じられます。
甘さはごくごくわずか。糖度をおさえることによって、抹茶本来の甘さと旨みを敏感に感じることができるでしょう♪抹茶の下の白雪の部分には、やはり甘さは控えめだがほんのりと甘いみぞれがかかっているようです。
抹茶の甘さに慣れた舌にちょうど良い加減、控えめな甘さが心地よい♡
できれば最初の一口は、ミルクも小豆もかけず、抹茶本来の味を味わってもらえたらと思います。白玉はというと、想像通りの柔らかさです♪
氷と一緒に食べても硬くならず、抹茶の味を邪魔しない、とてもオススメのトッピングです。

▲「ほうじ茶氷」650円と、トッピングの「自家製ミルク」100円(ともに税別)

抹茶とは系統の違うお茶のかき氷をと次に選んだのは「ほうじ茶氷」。
オススメはミルクトッピングと書いてあるのでミルク付きで注文してみました。

「ほうじ茶氷」は、「お茶の芳茗園」で自家焙煎した香り豊かなほうじ茶をたっぷり使ってシロップを作っています。
抹茶よりも色、香り共にインパクトが薄いため、なかなかほうじ茶の味を打ち出すのが難しいと言われていますが、さすが自家焙煎ほうじ茶をたっぷり使っているだけあって、色も香りもほうじ茶の香ばしさが際立っていました!
途中でミルクを加えると、まろやかな味わいになるのもいいですね。
和風のチャイの味といったところでしょうか?新しい発見です♡

定番の日本茶のかき氷の他に、オフシーズンになり少し手がかけられるようになると変わり種のメニューが登場することがあります。
「あまり、新しいものをどんどん出すというわけではないんです。日本茶を中心としたお茶を主体に、その季節季節に美味しいと感じるものを、じっくり食べていただきたい」と店主はおしゃいます。

▲「あんずジャスミン茶(10月限定)」1,000円(税別)

この日に提供されていたかき氷は「あんずジャスミン茶」です♪
ジャスミン茶のシロップは、最初は優しくほのかに感じるのですが、食べ進むうちにジャスミンの茶葉のほろ苦さと鼻に抜ける香りが濃くなっていきます!
やや苦味を感じるようになったところであんずのシロップを追加。
あんずの甘さはジャスミンの風味を邪魔しない程度に口の中に広がっていきます。
このバランス、すごく美味しいではないでしょうか♪

▲アクセントにブラックタピオカが添えられており、ジャスミンの魅力をうまく引き出しています♪

冬のメニューは11月は「白味噌」、12月は「クリスマス」、1月は「酒粕」…毎年ある程度決めたテーマの中で、ちょっと変化させたり新しい美味しさを追求してみようと思う、と語る店主。

「でも気まぐれだから。出せるかもしれないし、先延ばしにするかもしれないし」
メニューに関しては、自然体で無理をしない提供をする予定とのことです!笑
あえてゆとりを持って物事を考える姿勢が、この優雅な空間を作り出しているのでしょうか!?

「Shizuku」お茶の芳茗園

愛知県名古屋市中村区太閤通6-8

[営業時間]11:00~18:00(L.O.17:30) ※夏季変更あり

[かき氷提供期間]通年

[定休日]日・月曜

090-1981-0429

Shizuku(お茶の芳茗園)

いかがでしたか?
ぜひ!「Shizuku」お茶の芳茗園に、足を運んでみてください♪

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