突然ですが、家や会社など、身の回りの匂いが気になったことはありますか?
日常に溢れている固有の匂い
ほっと、心地良く香り漂う空間にしたい。
でも、どんな匂いを選べば良いか分からないんですよね。
そんな経験がある方は少なくないでしょう。
筆者もその1人です。
今回は、「匂いの悩み」を解消すべく、アロマ専門店「#the scents kakuozan」を営む小倉綾子さんに話を伺ってきました。
小倉さんは、どんな想いでアロマ事業を始めたのか。
そして、アロマでどんな課題を解決できるのか。
この2点について考えていきます。
アロマ専門店「#the scents kakuozan」が生まれた経緯
今でこそアロマ専門店を営む小倉さんも、初めてのアロマは苦い経験に終わったと語ります。
事業を始めるきっかけは頭痛を伴う香りでした
日頃から家や会社など、身の回りの「匂い」への関心が強かった小倉さんは、『家に帰ってきて家族がほっとできるような香り』を求めていました。
漠然としたイメージはあるのに、いざ試してみたらなんか違う……。
とりあえず試したディフューザーは納得いく香りではなく、次に繋がらず、その後はまた迷走状態。
いい香りではあるけれど、しっくりこない。なかなか生活に馴染む香りが見つけられません。
試行錯誤を重ね、汎用されている人気の香りにチャレンジ。
次はきっと、、と、期待した香り。
でもそれは……。
頭痛を伴うほどの香りでした。
求めている匂いの根本が違ったのです。
そこから匂いについて、追求していくことになりました。
どんな匂いを求めているのか。
どんな匂いが好きなのか。
アロマとは、香りとは何なのか。
先ずは己を知ることから始めました。
そして行き着いた答えは、「天然のアロマの匂いが澄んでいて、それぞれに効果・効能があること」でした。
『家族を間接的に守りたい』
そんな想いも天然アロマの香りは担ってくれる。
それこそが求めていたものでした。
知らなかった嗅覚の作用。
この力を皆様にもお伝えしたい。
そんな想いからアロマ事業が始まりました。
失敗から生まれた『変わらない』匂いへの想い
「自分に合った匂いが分からない」
「自分の求める香りは何?」
「せっかく選んだアロマが失敗に終わった」
こんな苦い経験は誰にでもあるもの。
しかし、簡単に好きな匂いと出会えれば誰も苦労はしないでしょう。
自分が求める匂いを、手間なく探せたらどんなに良いことか。
大切な人が求める匂いを、ギフトとして渡せたら。
どこか懐かしくてほっとする香りで、心地よい空間が作れたら。
多くの方が望むだけで終わってしまうからこそ、「匂いに対する不便さを取り除きたい」と強く想ったのです。
その想いが形になった姿が「#the scents kakuozan」というコンセプトショップです。
「#the scents kakuozan」は、小倉さんの創業時から変わらない想いとともに、あなたに合った匂い探しのサポートをしてくれることでしょう。
アロマでどんな悩みを解決できるのか
ここまで、小倉さんがアロマ事業を立ち上げた経緯についてお話してきました。
では、アロマは人間のどのような課題を解決してくれるのでしょうか?
脳科学的な視点を踏まえながら説明します。
アロマは身体的・精神的なセルフケアの一環
アロマが解決できることについて、小倉さんは以下のように語ります。
「アロマは、ただリラックスだけに留まらず、心と身体のセルフケアに有効である」
その理由を説明するために、まず人間の脳の仕組みについて説明します。
人間は、必ず大脳皮質を通して物事を認識します。
人間のストレスや精神的な不調は、脳の大脳皮質に影響を及ぼし、高度な精神機能を奪ってしまうことが分かってきています。
不調を解決する方法の1つに、ラベンダーなどストレス抑制効果がある香りを嗅ぐことが挙げられます。
また身体的不調にも、脳は密接に関わっています。
例えば皮膚に炎症を起こしたとしましょう。
「炎症」を身体の異常として捉え、脳から警告が送られ、痛みとして伝達されます。
人は痛みがあるからこそ、生命をおびやかす危険をいち早く察知し、回避できるのです。
脳に痛みの情報が入ると、複数の神経核が一斉に活性化して鎮痛作用を発揮します。
更にアロマの香りで脳自体の緊張を緩めるように働きかけることで、鎮痛効果をもたらすことができます。
その脳へ直接的なアプローチが非常に得意な五感。
それが「嗅覚」であり、身体で起こっている問題にも優位に働きます。
このことから、匂いは自分自身をコントロールすることに役立ち、心と身体のケアにも有効であると言えます。
つまり、自分に合ったアロマ選びをすることは、日常のあらゆる不調を緩和することに繋がるということなのです。
アロマで解決できること
アロマがどんな問題を解決するか、具体的に列挙するならば以下になります。
1.花粉症
アロマは鼻水や鼻づまり、くしゃみといった花粉症の諸症状の緩和が期待できます。
「#the scents kakuozan」では、鼻の奥の炎症に直接アプローチする香りを提案しております。
<おすすめの商品>
◆ユーカリ・グロブルス/ラベンダー Aroma
◆ペパーミント/フランキンセンス Aroma
◆アロマシール
◆鎮/TIN アロマロールオン
好きな香りをアロマシールに一滴垂らし、マスクや襟元にシールを貼り、香りを経鼻吸収することで、炎症が緩和されます。
「鎮/TIN アロマロールオン」は、こめかみやリンパに塗ると効果的です。
2.睡眠障害
自分に合った香りは、心身のリラクゼーション効果があるとされ、快適な睡眠へと導きます。
「#the scents kakuozan」では、睡眠誘導に適している匂いや使用方法を提案しております。
<おすすめの商品>
◆宵/YOI Aromaとスプレー
◆オレンジ/ラベンダー Aroma
◆ひのきのたまご
宵とオレンジ/ラベンダーの香りは、副交感神経を優位にし、睡眠の導入を助けてくれます。
コロンと可愛いひのきのたまごにアロマを垂らし枕元に置けば、清々しいひのきの香りと共に、リラックス効果も高まります。
3.大切な方をなくした後の喪失感
アロマは、不眠や喪失感など、大切な方をなくした後の不調を緩和する効果が期待できます。
温かく安心感がある香りを提案し、精神面の切り替えをサポートします。
<おすすめの商品>
◆マジョラム・スイート Aroma
◆ローズ
◆Undropアロマディフューザー
悲しみや深い失望感を癒す効果のある香りです。
不安を感じる時や感情を抑える時、落ち込んでいる時などの精神面の改善に効果があります。
また水の動きを楽しむUndropのアロマディフューザーは、見ているだけで癒され、落ち着きを取り戻す手助けをしてくれます。
嗅覚からだけでなく、視覚からも脳の緊張を緩和してくれること間違いなしです。
4.集中力がない
嗅覚は、脳を活性化させることに長けており、集中力ややる気を向上させる効果が期待できます。
「#the scents kakuozan」では、強壮作用のある匂いをメインにご提案します。
<おすすめの商品>
◆ローズマリー・シネオール Aroma
◆暁 Aroma
◆Bamboo アロマディフューザー
香りと記憶が同じ部位で処理される為、香りで記憶力を向上させることができます。
また交感神経の活性化に効果的で、海馬における神経細胞を再生が起こることも分かっています。
ローズマリーは別名【記憶の香り】とも言われ、集中しながら記憶力を上げたい時に有効です。
広範囲に拡散するBambooのアロマディフューザーを使用し、効率的なインプットをするのも良いでしょう。
良い匂いは、人生を変える
「#the scents kakuozan」は、『求める匂いのお手伝いを』というミッションを掲げ、多くの方の匂い選びの手助けを行ってきました。
アロマには、リラクゼーション効果のみならず、心身の不調を緩和したり、さらには暮らしを豊かにすることもできます。
「生活が良くなると信じた匂いが、頭痛を伴うほどの香りだった」
1人でも多くの方が、そんな失敗体験をすることを減らしたい。
創業当時から変わらない想いを胸に、あなたに合った匂いを見つけます。
匂いに少しでも関心があれば、「好きな匂いを見つける」コンセプトショップ「#the scents kakuozan」へお越しください。
#the scents kakuozan
【LABO】で作った香りはオーダー可能!
Originalの香りを、ちょっとしたギフトに。
大切な方を想って作った、想いのこもった世界に一つだけの香りを自分ノベルティに。
組合せはご予算・ご希望に応じてご相談に乗りますので、お気軽にお問合せ下さい。
※ALOMA DESIGN LABOは事前予約制が必要です。
下記サイトよりアクセス可能です。
https://reserva.be/thescents
また気に入ったOriginalの香りをネットで再オーダー可能
アロマオイルだけでなく、スプレーやロールオンにも…
下記のオンラインショップにてリピートオーダーが可能です
https://ec.thescents.jp/
【#the scents kakuozan】
住所 :名古屋市千種区山門町2-38-2
営業時間:10:00〜17:00
定休日 :火曜日
HP:https://thescents.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/the_scents_kakuozan